- Date: Thu 05 11 ,2009
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九州の農場視察
11月3日から九州に来ています。
取引先が九州の農場視察と肥料工場視察を企画し参加しています。
火曜日に鹿児島に入り、土曜日に山口から帰るという九州縦断北上ツアーです。
夕方鹿児島入りしました。そこから霧島へ移動し、その道中に見た桜島の遠景です。

霧島神社で参拝。

ホテルの窓から。ここは標高777㍍。
霧島は湯煙があちこちで上がっている温泉地でした。

視察初日。
九州は農業が盛ん。そこで活躍している農業法人を視察しました。
新福青果さん。宮崎県、都城で94㌶、283ヶ所の農地を耕作しています。

社長の新福さん。
32年前に脱サラし、農業を始めました。里芋とゴボウを中心に野菜を生産しております。
売り先は生協やジャスコ。
産直、法人化、新規就農受け入れ、1次加工、2次加工、高齢者雇用、堆肥利用、輸出、機械の開発など次々と新しい取り組みをされてこられました。

農業の見える化と言うことで畑にセンサーとパソコンを持ち込み土の状態を把握し、過去の履歴を元に施肥設計をするなど、勘と経験をデータ化しようとしています。
パソコンは土に水に弱いので軍事用に近い小型パソコンを導入しているそうです。

今後は限界集落ごと農地を取得、大手スーパーや農業ファンドによる増資などを計画されているそうで、持続可能な企業としての取り組みを加速させると言うことでした。

昼食会場は霧島酒造さんの霧の島ブルワリー。霧島酒造って大きな会社なんですね。
霧島裂罅(れっか)水という地下水の水くみ場には行列が出来ていました。

工場や敷地はデザイン的にもきれいで、観光スポットとしても成功しているようです。

霧島創業記念館「吉助」。
大正時代に創業した建物を移築しました。
玄関を入ってすぐの広い土間は店舗として使われて、その奥が住居となっており、大正時代の商家の佇まいを色濃く残しています。

午後の視察は熊本県八代市の農場。平成14年に法人設立したTACやつしろ。6件の農家が起業し、今では50㌶以上の農地を耕作しています。

キャベツとレタス、メロンを生産しています。
八代はそもそもい草の産地でしたが、住宅着工減や中国産い草の輸入などで転作を迫られていたそうです。
そこで始めたのがレタス栽培。当時、この地域ではレタス栽培は不適とされていました。

施肥方法と輪作体型を工夫し(レタス→レタス→スイートコーン→水稲)、売り先をしっかり確保し、高収益な農業を実現しています。


以上、視察旅行はまだ半ばですが、熊本アークホテルでこのブログを書いています。
取引先が九州の農場視察と肥料工場視察を企画し参加しています。
火曜日に鹿児島に入り、土曜日に山口から帰るという九州縦断北上ツアーです。
夕方鹿児島入りしました。そこから霧島へ移動し、その道中に見た桜島の遠景です。

霧島神社で参拝。

ホテルの窓から。ここは標高777㍍。
霧島は湯煙があちこちで上がっている温泉地でした。

視察初日。
九州は農業が盛ん。そこで活躍している農業法人を視察しました。
新福青果さん。宮崎県、都城で94㌶、283ヶ所の農地を耕作しています。

社長の新福さん。
32年前に脱サラし、農業を始めました。里芋とゴボウを中心に野菜を生産しております。
売り先は生協やジャスコ。
産直、法人化、新規就農受け入れ、1次加工、2次加工、高齢者雇用、堆肥利用、輸出、機械の開発など次々と新しい取り組みをされてこられました。

農業の見える化と言うことで畑にセンサーとパソコンを持ち込み土の状態を把握し、過去の履歴を元に施肥設計をするなど、勘と経験をデータ化しようとしています。
パソコンは土に水に弱いので軍事用に近い小型パソコンを導入しているそうです。

今後は限界集落ごと農地を取得、大手スーパーや農業ファンドによる増資などを計画されているそうで、持続可能な企業としての取り組みを加速させると言うことでした。

昼食会場は霧島酒造さんの霧の島ブルワリー。霧島酒造って大きな会社なんですね。
霧島裂罅(れっか)水という地下水の水くみ場には行列が出来ていました。

工場や敷地はデザイン的にもきれいで、観光スポットとしても成功しているようです。

霧島創業記念館「吉助」。
大正時代に創業した建物を移築しました。
玄関を入ってすぐの広い土間は店舗として使われて、その奥が住居となっており、大正時代の商家の佇まいを色濃く残しています。

午後の視察は熊本県八代市の農場。平成14年に法人設立したTACやつしろ。6件の農家が起業し、今では50㌶以上の農地を耕作しています。

キャベツとレタス、メロンを生産しています。
八代はそもそもい草の産地でしたが、住宅着工減や中国産い草の輸入などで転作を迫られていたそうです。
そこで始めたのがレタス栽培。当時、この地域ではレタス栽培は不適とされていました。

施肥方法と輪作体型を工夫し(レタス→レタス→スイートコーン→水稲)、売り先をしっかり確保し、高収益な農業を実現しています。


以上、視察旅行はまだ半ばですが、熊本アークホテルでこのブログを書いています。
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