- Date: Mon 05 04 ,2021
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林業の試行錯誤
私ほど林業を知らない人が森林組合長やってて良いのかなと思いつつも、とりあえずやった方が良いと思う事を進めてる日々です。
そんな中、またスタッフがポンと私の机の上に置いてくれた冊子「人工林の多様性を高める森づくり事例ガイド」。

60~70年経って伐採時期が来た時にどうやって木を切ったら良いか?と言う議論があります。
素人から入った私からすると長年の蓄積でどの方法が良いかは分かってるのだろうと思ってたのですが、意外と確立されてない。
その原因はいくつかの要因が絡んでます。
◯木を切る経済性。つまり切り出しやすさ。作業する会社との力関係にも及ぶ話。
◯治山的な観点。つまり表土流出など。
◯生物多様性の観点。切った後は明らかに動物の多様性が減る。
◯最終的に目指すべき森のあり方への試行錯誤。
現状は1~2haドバッと切って、ドバッとトドマツ植えてます。
意外と生物多様性の観点はない。
さてこの冊子の後段は市民による森づくり活動の事例紹介があります。
あるエリアを保存区、観察区、育成区、体験区などに分ける方法は良いなと思いました。
小さく切って何も植えないと言うやり方もありました。
いずれも市民活動が中心となってますが、どのように運営費を捻出してるのか知りたいところ。
当別町森林組合としてはゆくゆく「とうべつ里山クラブ」を作り、町民や近隣市民を巻き込んで、山に散策道をつけたり、森林観察会や、軽い間伐や薪づくりなどができたら良いなと考えてます。
切った薪を販売する仕組みもできたら良い。
その辺の事務局経費をなんとか捻出できないだろうか?と言うのが目下の課題であります。
そんな中、またスタッフがポンと私の机の上に置いてくれた冊子「人工林の多様性を高める森づくり事例ガイド」。

60~70年経って伐採時期が来た時にどうやって木を切ったら良いか?と言う議論があります。
素人から入った私からすると長年の蓄積でどの方法が良いかは分かってるのだろうと思ってたのですが、意外と確立されてない。
その原因はいくつかの要因が絡んでます。
◯木を切る経済性。つまり切り出しやすさ。作業する会社との力関係にも及ぶ話。
◯治山的な観点。つまり表土流出など。
◯生物多様性の観点。切った後は明らかに動物の多様性が減る。
◯最終的に目指すべき森のあり方への試行錯誤。
現状は1~2haドバッと切って、ドバッとトドマツ植えてます。
意外と生物多様性の観点はない。
さてこの冊子の後段は市民による森づくり活動の事例紹介があります。
あるエリアを保存区、観察区、育成区、体験区などに分ける方法は良いなと思いました。
小さく切って何も植えないと言うやり方もありました。
いずれも市民活動が中心となってますが、どのように運営費を捻出してるのか知りたいところ。
当別町森林組合としてはゆくゆく「とうべつ里山クラブ」を作り、町民や近隣市民を巻き込んで、山に散策道をつけたり、森林観察会や、軽い間伐や薪づくりなどができたら良いなと考えてます。
切った薪を販売する仕組みもできたら良い。
その辺の事務局経費をなんとか捻出できないだろうか?と言うのが目下の課題であります。
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