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社長のブログ

北海道当別町にある辻野グループの社長ブログです。

 
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湿地ツアー

昨日は蕨岱の湿地ツアーに参加しました。


蕨岱は農業地域ですが、かつては泥炭を掘る湿地がたくさんありました。

畑に混じって残る湿地にミズゴケやモウセンゴケ、ヤチヤナギが自生してます。

ミズゴケ。


モウセンゴケ。


泥炭を掘った後の水たまりがあるのでこのような湿地になってます。


ヤチヤナギ。


トモエソウ。
この花は珍しいらしく、花に詳しい参加者が久しぶりに見たので嬉しかったと言ってました。


湿地には湿地なりのかけがえのない価値があるのだな。


植物だけじゃなく、虫や鳥など湿地にしかいない環境を残し、それらを保護・観察し、学び、評価する活動は貴重なんでしょう。

昨日はマレーシアからの留学生もいて、湿地がつなぐ国際交流もできました。

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介護食

私には90才になる母方の叔母がいます。

札幌真駒内の老人施設に入居してるのですが、最近、両手がしびれ、物忘れがひどくなってきました。

叔母は早くに旦那さんに先立たれ、子供はいなく、兄妹はうちの母しか残ってませんが、母も高齢で叔母のところへは行けません。

なので私がお世話役になり、老人施設との連絡窓口になり、月に一回は様子を見に行ってます。

この前は料理がまずく、自由に外出させてくれないから別なグルーホームに移ると言い始めました。

とても引っ越しなどできる状態ではないので、無理だろうと思ってしばらくそのままにしたら、最近は言わなくなりました。

ただ、奔放に過ごしてきた叔母にしてみれば、自由に外出したりすることが楽しみなのに、それができないと言うのは可哀想だなと思いました。

なので介護保険以外のサービスで外出同伴や部屋の片付けをするサービスを受けることにし、昨日、契約に行ってきました。

ついでにご飯がどんなものかと思い、私の分も頼み、叔母の部屋で食べてみました。


きゅうりの酢漬け、卯の花、茹でて味付けした豚肉、アスパラと大根のサラダで、まずまずこんなものだろうと思いました。

叔母のように子供がいない人は誰がお世話役になるのだろう?
母方の祖母は107才まで生きました。
叔母も100才まで生きるかもしれません。

叔母の世話をしながら生きる意味を考えていくことになりそうです。

庭の花

お世辞にもきれいと言えない我が家の庭でも健気に花が咲いてます。

アジサイ。




薬草のモッコウ。


ホザキナナカマド。


カンゾウ。


クサキョウチクトウ。


ギボウシ。


ヤマハギ。


鳥のさえずりを聞きながら、庭を一周。

何気ない平和な土曜日の朝。

今日も暑くなりそうです。


どこでもドアの引っ越し

亜麻まつりに合わせて作ったどこでもドア。

亜麻畑に置いてあったものを撤去することになったのですが、倉庫にしまうのも何かと思い、ひとまず線路跡地に置いてみました。


自然な空間とアート的な乗りで捉えることはできないかしら?


空間にいろんな角度から接触してみる。


多くの人が「いいね」するものを引き出せたら儲けもの。

廃線の意味の深掘りとアートセンスの組み合わせによっては可能だと思います。

気になる言葉

気になる言葉3つ。

1つ目。

タイパ。タイムパフォーマンスの事で、時間消費の観点から物事をいかに効率化するかを考えた行動志向。

私も普段からタイパをなんとなく意識してます。

出かける時に幾つかの用事をまとめて済ますとか車に乗ってる時にハンズフリーで電話するとか。

2つ目。

電費。

電気自動車(EV)において、ガソリン車の「燃費」にかわる言葉が「電費(でんぴ)」。

電気自動車(EV)の「電費」の平均は、6km/kWhとされています。

3つ目。

感情労働。

「感情労働」とは「肉体労働」や「頭脳労働」に並ぶ労働カテゴリー。

介護の現場で気難しいお年寄りと接する時に感情が疲れてしまうと聞いたことがあります。

なんとなく世相を表す気になる3つの言葉。



小麦の調整

辻野商店、由仁工場では現在、小麦の調整を行ってます。


農家さんが7月20日前から収穫作業を行なっている小麦を調整工場に運び込み、製品と規格外に分ける作業を行なってます。


今年は昨年並みかそれより少し良いか、農家さんによって差があるとも言われてます。


少しでも等級が良いようにするのは工場長の腕。


今年は月形方面の小麦が増えました。


出来上がった製品は倉庫に保管。


機械にトラブルなく、順調に作業が進んで欲しいものです。

当別熱源謝恩会

7月28日.29日に当別熱源スタンドでイベントをします。


素朴なイベントですが、気が向いたらお越しください。

当日はエネゴリ君の写真撮影会やキッチンカー出店、子供縁日などを行います。

定点観測と妄想

昨日の日曜日はあまり用事のなかった日。

午前中は火曜日に話をするロータリークラブの例会に向け、読みかけの本を読み終わりました。


10時に会社に行き大工さんの面接。

よく知ってる工務店で働いてる大工さんですが、いろいろ、その会社の話を聞いて、なぜかその社長の大変さに共感。

面接が終わり、会社から家に戻る前に金沢に行き、午後からするヤギの餌用牧草が生えてる場所を確認。
ついでに小川の様子を見る。


カワニナの生息状況と何か魚がいないかなと見てましたが、魚は見つからず。


その後、牧草地に続く山道を少し登る。


この場所、良い場所だけどもう少し何か魅力を増したい。
それはなんなんだろう?

ため池の大きめのヤツを一つ作るのも良いし、道路向こうの草ぼうぼうのところを草刈ったらどうだろう、ベンチを置くのも良いな、魚を始めクワガタなどもう少し生き物が観察できたら良い、ヤギの放牧、焚き木、野菜畑や花畑、小さなコテージがあっても良いかも。

定点観測しながら妄想する。
昨日の牧草地はトノサマバッタがいっぱいいた。

その後、工事中の現場を訪れる。


周りは相変わらず良い景色、そして家具工房旅する木さんとのコラボ企画であるこの家が徐々にできてく様子が楽しみ。

こう言う家が立つ金沢、そこに住む人たち、暮らし、多様な活動、そしてさっき行ってた牧草地や小川、山道、裏山が周辺にある自然環境、こう言う要素が充実する中で「仕事」や「収入」「なりわい」「ビジネス」が成立するミニ社会。
そこなんだよなぁ。目指したいのは。

家に戻った後、YouTubeでGoogleが作ったAI、Googleバードの情報を仕入れ、スマホのホーム画面に追加。

今週、水曜日にする銀行支店長の歓送迎会の挨拶を考えてもらったらChatGPTと変わらないレベルの内容で、しかもその文章をそのままGoogleドキュメントに送れたので、これも使えるじゃないかと思う。

その後、奥さんと再び牧草地に行きヤギの餌用の草を刈り取る。
運搬は辻野商店のトラックを借り、ついでにつじの蔵で新しいバイトの人に挨拶。

草刈り後、奥さん次男とあいの里ロイズのバラ園を見学。

いろんな花をこの花なんて名前だろうとGoogleレンズで調べまくるが、カタカナの花の名前を覚えるのは難しい。
金糸梅しか思い出せない。

その後、東光ストアにて早めの晩ごはんを回転寿司で食べる。

昨日はまあヤギちゃんとも触れ合ったし、定点観測と妄想もしたし、良い日曜日でした。

子供だらけ

その対象は時代と共に変わるだろうが、子供の好奇心、遊び心は変わらない。

昨日の商工会まつりでの1シーン。


路上に組み立てた遊具に群がる子供たち。
年齢もさまざまだけど、この混雑をケンカしないで遊んでる。

それにしても暑い最中、ぶらさがりたい、面白そう、私も遊びたい、そんな動機で持って、遊具に群がる子供達の好奇心に未来を託したくなりました。

その他、昨日の商工会まつりではこれまた暑い中元気に跳ね回るジャズダンスの子供達、ラムネの開け方を知らずにラムネ競争に出場した子供達を見ながら、わが町の行く末をおもんばかったのでした。

当別高校→北大→エルプラザ

昨日は当別高校の学校祭に顔出し。


一般公開はここ数年では初めて。
各教室でどんな事をやってるかと思いきや、ゲームがほとんどでした。


高校と地域連携を進める上で現場を観察する良い機会でした。

その後、JRに乗って札幌駅へ。

懇親会のある会合に出席するためでしたが、札幌駅について会合まで30分弱あったので、北大エンレイソウの現場を見てきました。

現在大工工事中。


移動は自転車シェアのポロクル。


ほんとコレはいいわ。
北大キャンパスを快適に走行。


その後、会議はエルプラザ。

大空町、鹿追町、興部町、栗山町から集まったまちづくりをやってる人達と高校存続化の話題で盛り上がりました。

地方の教育環境の実情が浮かび上がるような話で勉強になりました。

帰りのJRで懇親会帰りのとうべつ学園の先生と一緒になり、これまた学校の課題の話となりました。

昨日は結局、教育がらみのことが満載の日だったな。

朝から失礼します

私の文章を道新に掲載してもらいました。

「朝の食卓」


今回はホタルの事を書きました。
7月はホタルが見える月で先日も見学会を行ったのでこのテーマにしました。

「朝の食卓」ですから、ほんとはご飯や食材をテーマにした方が良さそうですが、そんなにネタが豊富でないので道新担当者にそう話したら、別にそれにこだわらなくても良いと言うので、当別町にまつわる事を書く事にしてます。

立場上、性格上、いろんな角度から当別町を観察する機会があるので、当別町を多様な視点で表現しても良いのかなと思います。

これは他の町でも同じように言える事で、北海道の一つ一つの町を磨いて、光らせると北海道全体が愛しい島になるんじゃないかと思います。

今日の午後はそんな活動をする仲間たちと会う事になってます。

それにしても世の中に拙い文章を出すと言うのは責任を感じます。

釧路高専

昨日は今年採用した新入社員の御礼とスウェーデンハウスさんの紹介を兼ねて釧路高専に行きました。


釧路高専建築科のC先生とは大学時代からの知り合いでいつかは生徒を送り込めればいいねと話し合ってましたが、今年それが実現できて良かったです。

釧路高専に行くのは初めてで、なるほどこんなキャンパスなんだと思いました。

釧路高専建築科の定員は40名。道外からの入学者も多い。そのうち卒業するのは35名くらい。卒業後就職6割、進学4割。就職先は大手ゼネコンが多く、本州志向が強いそうです。
最近、高専の生徒の評価が高い。

高専は高校3年間と専門過程2年の5年間。
吸収力のある5年間、寮に入って、大学並みの専門授業を学ぶので速戦的に仕事ができると言う評判です。

就職は掛け持ちしないで1社ずつ受けると言うのは企業として助かる。

先輩が入ると後輩もそれに続く傾向はある。

短い時間でしたが、そんな情報交換をしました。

私のところは中小企業だから採用キャバは小さいけれどスウェーデンハウスさんなら釧路高専と相性が良いのじゃないかと思います。


釧路

昨日から釧路に来てます。
スウェーデンハウス協力会、道東地区の安全大会です。


久しぶりの釧路ですが、地元の人に聞くと経済はあまり良くなさそう。

日本製紙釧路工場が2021年9月30日、製紙事業から撤退し、約500人の従業員のうち400人が釧路をさった影響が大きいらしい。
残った施設でサケの養殖をしようとしてるとか。

釧路に来る前にアイスホッケーひがし北海道クレインズの今季の出場資格を停止のニュースもありました。

デパート跡地など繁華街ビルのシャッターも結構目立つ。

釧路の人口は現在、15万8000人。
私には案外多いと言う印象ですが、だいぶん減ったそう。


日中の温度は20℃くらいとさすがに涼しい。
観光客もボツボツ来ていて阿寒の方に行くそうです。

経済はきびしそうですが、豊かな自然がいっぱいありそうなので、それらを活かして頑張って欲しい。

ホタルの見学会

7月14日に金沢地区でホタルの見学会をしました。

子供と大人が5人ずつくらい、いましたかね。

フワフワと飛んだり、牧草地の上で光ったり、暗い中、みんなでワイワイやりながら楽しみました。

実はその会に合流できなかった人がいました。
待ち合わせ場所と時間が微妙にズレたようです。

で、昨日、第二弾をしました。
今度は大人3人。

同じようにホタルが焚き火の火の粉のように空中を漂い、それを見た参加者がカワイイを連発するので、いろんな取り方、表現があるものだなと思いました。


もっと増えれば良いと思う気持ちはありますが、人工的に増やすのにもためらいがあります。

ここにこれだけホタルがいるということは他にもたくさんいると言う事。
この環境を大切にし、評価し、人間と自然の共生や里山の在り方を考えていきたいものです。

親睦事業

昨日は辻野グループの親睦事業でエスコンフィールドへ。


なるほど野球がなくてもグランドを中心に様々な体験や食事、イベントが行われて、一日中、そこで過ごしても楽しめるようになってるんだとわかりました。


ファイターズガールによる見学ツアーに参加。
これは良かったです。

ダッグアウトやVIP席、グランドなど、普段は入れないところを案内してもらいました。






一杯800円の地ビールはそれなりに美味しかったです。

エスコンフィールド見学の後はアサヒビール園で食事をして充実した内容でした。

言葉の選び方

ただ今、次回の道新、朝の食卓の文章を書いてます。

今年から2カ月にいっぺんくらい、640文字を書いてます。

世の中に出るので責任を感じます。
なので言葉遣いや脈絡、結局何を言いたいのか?などに気をつけています。

一つの文章を書くのに細かい言葉を含めて20~30回は直します。

気をつけてもなかなか良い文章にはならないものです。

しかし良い文章を書こうとする訓練自体は挨拶など日頃の言葉選びに影響してる気がします。

書いた文章は新聞社の担当者に送るのですが、そこでもチェックが入ります。

文章というものは主観的になってしまう、自分が知ってる前提が他の人に伝わらないという、不可避な構造がある。


担当者、ここでは編集者的な役割なんでしょう、の客観性に晒されて初めて、読者に伝わる事もある。

担当者とのやりとりも文章作成の訓練になる。

いつも思うけど国語の添削みたいだなと。この年になって国語の家庭教師についてもらってるなんて恵まれてるな。

記事の投稿はこれからも続くので、その間に文章作成が上手くなれば良いなと思ってます。

自動運転バスにチョイ乗り

昨日は道の駅での打ち合わせ前にロイズタウン駅とロイズチョコレート工場を結ぶ自動運転バスに乗って来ました。


6人ほど乗れる小さなバス。


カメラやセンサー、GPSを使った自動運転バスですが、実際には操作する人が乗ってました。

大雨や駐車中の車を避ける場合、渋滞などイレギュラーなケースへの対応が難しいようです。

時速18kmで走り工場に到着。


バラ園が見頃になってます。


明日、明後日とクラシックカーフェスティバルもあります。

入会

新しいFacebookグループに招待されたので入会しました。
「ヤギーズネットワーク北海道」


亜麻まつりでヤギを連れて来てた農家Rさんと知り合いになり、話したら私が以前ヤギを分けてもらった人がRさんのヤギ師匠とわかり話がはずみました。

その後、RさんとFacebookでつながり、グループ入会招待を受けたのですかさず入りました。

ヤギ飼いが少しずつ増えてる気がします。



巣立ち

いつも鳥の声はするのだけれど、今日は特に騒々しい。

雛が親鳥の後を追って餌をねだる声だ。

新事業への取り組み

辻野商店が事業再構築補助金を使ってこれから取り組む事業、玄米の里プロジェクト。

先日は新しく導入した色彩選別機の説明会を行いました。


玄米を週に一回とか食べてみましょうと言う運動です。

胚芽が大きく炊きやすい新品種の玄米を調整、包装します。

今年の収穫から徐々に取り組みます。

新しい事ですから、調整しないといけない事がいろいろ出てくるだろうと思います。

辻野商店は穀物を扱う会社。来年110周年を迎えます。

大豆の良さを広め、今回のように玄米の普及、小麦は調整施設を持ち、地道に三方良しの事業を模索してます。


22歳との会話



当別田園住宅プロジェクトを始めてからずっと気になっている事。

ここで育った子供たちに対し、ここの環境は良かったのか?

自然豊かな場所で子育てをしたい、子供たちをのびのび育てたい、そう思ってここに来た親は多いだろうし、私たちはそれを後押しした。

子供達が大人になった時、親や私たちの行動をどう評価するだろうか?他の子供と比べのびのびしてるだろうか?

もちろん、自然環境より家庭環境などの影響が大きいだろうから評価は難しい。

でも彼らが育った時に感想を聞いてみたい。

ここで育ってよかったか?
ここの環境は人格形成にプラスに働いたか?

先日、ここで育った22才の青年に久しぶりに再開し、その質問を投げかけました。

その青年は言いました。
「こう言う環境で育ったから視野が広くなったと思います。既成概念にとらわれない、自由な発想を持てたと思います。ここで育って良かった」

その青年は旅する料理人になるそうで、まもなく宮古島に渡ります。
宮古島の次は奄美大島に行きます。

そして25才になったら会社を作るそうです。

なぜか料理のほかに不動産業にも関心があり「辻野さんはどう言う思いで、この田園住宅をやっているのですか?」と逆に質問されました。

本当はエコと言う言葉を使いたくないのですが他に適当な言葉が見当たらなかったので「エコなエネルギー、エコな食べ物、エコな音楽など、エコでつながる社会を作りたい」と答えました。

もっと気の利いた返事をすれば良かったので自己嫌悪になりました。

今度彼と会うのは何年後だろう?

今度はもう少しじっくり話してみたい。

22才の青年との対話。
自分の罪が少し取り除かれた気分になりました。

ホタルの見学会

春の写真


7月14日(金)20:30にホタルの見学会をしようと思います。

現地集合↓
https://maps.app.goo.gl/LevcChKkAEDTJVoRA?g_st=ic

さて何匹見れるかな?

丘珠空港

昨日から函館入り。


移動は丘珠空港から飛行機。
丘珠空港は混んでました。

FDA(フジドリームエアライン)のジェット機、名古屋小牧行き。


騒音問題はあるのかもしれませんが、当別町から車で30分の丘珠空港から日本各地に行けると便利だと単純に思っちゃいます。

自己表現

アートをする人と接して思ったことは自己表現って大事だと言うこと。

アートは自己表現そのものだけど、自己表現は誰にでも与えられてる権利。

せっかくの権利は行使すべき。そしてこの文脈で言う権利は自由に等しい。

しかしこの自由は同調圧力に支配されがちな日本人にとって苦手なもの。

そこは徐々に既成概念を破り、心の求めるものを正直に見つめ直す事により、そんなに難しくなくやりたい事が現れるのではないだろうか。

以下の人たちのやってることを見るとシンプルにやりたい事をやり、その清々しさを楽しんでるかのよう。
それって結局、自己表現だと思う。

壁画を描くアーティストと高校生とまちづくりスタッフ。




亜麻の畑に設置するどこでもドアを作る人たち。




亜麻まつりのチョークアート看板を作る中学生と見守る先生、運ぶのを手伝う人たち。




自己表現はアートに限らず仕事でも実現できる。
むしろ仕事を通じて自己表現すべき。

自己表現が多く感じられる町、人々の自己表現モチベーションが高い町は魅力的ではなかろうか?

北海道の林業の歴史

昨日は会社で北海道の林業歴史セミナーを行いました。
講師は北海道林業技師会顧問西川瀞二さん。


まずは江戸時代に北海道は東蝦夷と西蝦夷に分かれていた頃、飛騨屋久兵衛と言う商人により大々的に林業が行われていました。
飛騨屋久兵衛は最終的に1789年、アイヌ人の蜂起クナシリ・メナシの戦いの責任をとって北海道を去ります。

林業で切られた木は川で流送されました。
明治以降、全国各地に森林鉄道が設けられ、北海道でも何ヶ所もの森林鉄道ができ、森林から生産された木材が搬送されました。

明治時代に札幌植物園や野幌原生林、旭川でトウヒやストローブマツなどの育成が試みられましたが、やはり北海道には針葉樹であればエゾマツとトドマツが一番適しているとわかります。

林業は戦後の復興期に最盛期を迎えますが、その後、安い輸入材が入って来て衰退します。

西川先生の座右の銘は温故知新。
これからのことを考える時に過去がどうであったかを知る事が大事。

理想的な山は経済的な面から考えるのか、生物多様性の視点で考えるのかで変わってくる。

質疑応答の中では里山の大切さを唱える人もいました。

林業のあり方を考えるひと時になったと思います。

商工会ができるまちづくり

一昨日行った当別町商工会会員による当別高校での合同企業説明会の記事が道新に掲載されました。


定員割れの続く当別高校の魅力化問題から始まった活動の一環です。

魅力化に取り組むには町民の協力が必要
→町民にとって必要な高校とは?
→商工会員にとって必要な高校とは?
→企業の悩みと高校魅力の接点は?
→企業は採用で困っている
→当別高校は就職組が半分いる
→大学教育は有益か?
→早く社会に出て稼ぎながら不足分を自学する人生があっても良いのじゃないか?
→企業もそれを応援する
→福利厚生や働きやすい環境など企業価値の向上による企業発展
→地域の力を活かした新しい教育を売りにする高校
→高校に魅力があり入学者が増える

この流れに商工会として取り組む。

会員が311社いて事務局体制が整い財源もまあまあある商工会がまちづくりに貢献する影響力は結構なもの。

空き店舗対策やさまざまなイベントによる商店街活性化にしろ、商工会は結構、まちづくりができるものだなと言うのが私の感想。

事務局負担が少々増えるかもしれないがやり甲斐や成果とトレードオフになれば許してもらえるかな?

全道まわり

今日は旭川。


土曜日は函館。

来週火曜日は釧路。

スウェーデンハウス協力会の安全大会で全道を回ってます。

北海道副支部長という立場でです。

回りながら何か見えてくるものがあるのでしょう。

林業現場見学会

昨日は辻野グループの林業現場見学会を行いました。


会社でレクチャーを受けた後、伊達山林道へ向かい、間伐材を運んで積んでるところを視察。


当別町森林組合の参事から現在の丸太の需給状態の説明を受けました。

ウッドショックにより上がった値段のせいで、建築用需要が減退し、伐採しても売れなくなってる現状と、逆にバイオマス発電所での需要が増えてる現状の説明がありました。

カミキリムシが切った木を痛めるので、その前に出荷したほうが良い。


グラップルを自分の手のような操作するオペレーターに感心しました。


次に3年前に植林したカラマツ林を視察。


まわりの草を切ったばかり。
順調に育っていました。

車を10分走らせば林業現場に着くって当別町は恵まれた環境。


見学会をはじめ、森林浴やキノコ採り、薪の供給など、町民が森の恩恵を被る仕組みを作る事で快適性や満足度が上がると思います。

そのためにはコーディネート機能が必要で森林組合がその一翼を担えるようになれば良いなと思っています。

10周年記念誌

つるし雛の10周年記念誌が届きました。


当別町在住のYさん。
イベント時にいつもカメラを首からぶら下げいろいろ写真を撮ってるのを見かけた当別の人は多いと思います。

私は以前、Yさんとスウェーデン、レクサンド市に姉妹交流に行った事で知り合いになりました。
その時も首からカメラをぶら下げてました。

Yさんだったらつるし雛のイベント写真を撮ってくれるだろうと思い、頼んだら「本にできるよ」と提案され、毎回、しまうまプリントと言う会社に頼んで小さな本を作ってくれてます。

10周年だった今年はワークショップやキッチンカーフェスが同時開催され、Yさんはその様子も本に収めてくれました。
更に過去の写真もまとめてくれ、貴重な10周年記念誌になりました。


どの町にも必ず一芸が得意な人がいる。

ピアノが上手な人、絵を描くのが上手い人、走るのが早い人、そしてYさんみたいに写真が得意な人。

プロではないけど他の人には真似ができない、あるいはその人に頼んだ方が物事が円滑に進む人、人間社会は分業で成り立っている。

この町の誰々さんだったらそれが得意だよ、と言う情報、頼んだら快く動いてくれる人、やはりあの人に頼んで良かったねと言う人は別な事で活躍する、そのチームワークの良さが地域活性化の源だったりする。

地縁で結ばれた人が価値や目的を共有した時、持続的なトルクが生まれる。

つるし雛の10周年はそんな例のひとつです。

町の魅力の見える化

昨日は朝イチで江別、「えみくる」へ。


最近、研究している農産物6次産業化の事例としてテストキッチンを見てきました。


本格的な調理器がある施設でここで作ったものを外からで販売できる仕組みになってます。
次回6次化検討会で発表しようと思います。

当別に戻り、米口さんの前を通ったらまちづくり会社のメンバーがとうべつ学園、西当別中学校の生徒5人と先生とでチョークアート体験をやってました。


作品は亜麻まつりの宣伝として明日、当別駅に運び込まれます。

外ではヤギちゃんが小屋の窓から顔を出してました。


その後、日の丸亭でザンギを頼み、できるまでふれあい倉庫のアウトドアグッズ展に顔出し。

最近、中小屋に越してきたアイアンワークを作ってるT君に工房兼店舗となる物件がないか相談され、探してみようと思いました。

若者が当別で創作活動をやってくれるなんて大歓迎なので協力したいと思います。

家で日の丸亭ザンギをその大きさに呆れながら食べた後、立ち乗り草刈機レイコさんで草刈り。
今朝の様子。


再び米口さんに顔出しした後、金沢へ。
ホタルの小川のまわりを草刈りしました。

7月14日19:30に見学会をしようかと考えていて、足元の草を刈り歩きやすいようにしました。
草刈り後、恒例のkokochi屋さんでお茶を飲む。


近所の人がやってきて雑談。

林田さんが好きなアップサイクルの話、今回は着物で作った室内草履の話、で盛り上がり、リサイクルの大切さを噛み締めました。

夕食後、まだ早いと思いながらホタルの小川にホタルがいないかなと思い、出かけてみました。

しばらく小川の周りをうろついてましたが、まだ明るかったのか、いません。

諦めようかと思ってたら2匹光ってるのを発見しました。


これでスッキリ。

そんなこんなで町を動きながら一つ一つの動きは小さいけど面白く、理想を言えばも少し大きく、種類豊富で、エコやコミュニティな分野にシフトすれば、より面白い町になるんだろうと概観しました。

そのためにも魅力見える化を図り、力が集まるようにする事も大事なんでしょう。


プロフィール

Shacho

  • Author:Shacho
  • プロフィール
    氏名:辻野 浩
    辻野建設工業(株)他関連会社4社 代表取締役
    生年月日:昭和36年10月29日
    連絡先:0133-23-2408(会社代表)
    住所(会社):北海道石狩郡当別町末広380番地
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