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社長のブログ

北海道当別町にある辻野グループの社長ブログです。

 
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亜麻のふるさと当別活性化協議会

亜麻のふるさと当別活性化協議会と言う活動をしてます。

その活動で作ったホームページ。


亜麻のふるさと当別活性化協議会のホームページ

7月初めの亜麻まつりに向け、内容が徐々に充実中です。

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ギリギリ、パンパン、オンライン講習

今年は私の一級建築士免許更新の年。

今まで札幌の会場に行って一日講習を受けてたのですが、オンライン講習とオンラインテストに変わりました。

今日10時からテストがあり、事前にウェブ上にマイページを作って講習を受けなければならないのですが、マイページの動画を開けないまま前日になってしまいました。

テスト日を変える事はできるのですが、予定通りテストを受けたいので、電話で事務局に問い合わせたところ、どうもマイページが2個できてて、無効なマイページから動画を見ようとしてた事に原因があるとわかりました。

やっと動画を見ることができるようになったのはいいけど、全部見ると5時間かかります。

自宅で動画を見始めたのが昨日の午後6時半。

しょうがないから晩ごはんをパソコンの前で食べ、延々5時間、動画を見ました。


ノンストップで動画を見終わったのは午後11時30分。

キツイわ、もう少し余裕を持って準備したかったなぁ。

森林組合の役割

先日は森林組合長の立場で北海道水源林造林協議会の総会に出席。


森林組合長になってから3年、何が正しい森林組合経営なのかはわからないままやってます。

素人考えで良かれと思うことをひたすらやってる感じです。

本も読んでます。


その中で現状、進むべき道と考えてる事は
・町有林施業を安定的かつ公平に実施する調整役として存在する。
・当別ダム以北の耕作放棄農地を森林として復活させる。
・薪の流通を確立させる。
・教育や体験などに活路を見出す。
・黒字経営と借金返済、町からの増資を目指す。
・安定した人事体制確立を目指す。
・森林に対して意欲ある組合員を増やす。
・町民に対して開かれた組合を実現する(椎茸の原木販売など)。
・町外からの仕事の依頼に対して誠実に答える。

特に薪の流通に関しては難しいと思うけれど、実現できたら面白いと思ってます。

草刈りモード

昨日は朝から家の周りの草刈り。


立ち乗り草刈り機なんで早くて疲れない。


庭の細かいところは刈り払い機のワイヤーでやります。


6回目のワクチンを打った後に、椎茸の原木を居酒屋「銀平」にプレゼントしました。

マスターは「俺はこんなの得意じゃないんだけどなぁ」と言いつつ「まあいいから育ててみて」と言って置いてきました。

商店街のジメジメしたスキマを有効活用。
自称、椎茸倶楽部の活動です。


夕方はヤギの牧草を刈りに金沢へ。
ピー箱10個くらい取ってきました。

その後、元セイコーマートがあった土地の雑草が気になるので刈ってきました。


勝手にやるわけにもいかないので事前にセイコーマートの関連会社にボランティアで草刈りさせてくださいとお断りしました。
代わりにちょっとくらい車停めても良いですよ、と言われました。

その後、まちづくりで管理してる郵便局横の駐車場を草刈り。
燃料が無くなったので、中断。

家に戻ってからはヤギちゃんの爪切り。
私が暴れるヤギを羽交締めにし押さえつけ、次男が爪を切りました。
スッキリしました。

晩ごはんは今年初めての庭で焼肉。
畑でとってきたアスパラが美味かった。

草刈り三昧な1日でしたが、まずまずの充実度であったと思います。

新田園住宅の着工

辻野建設工業株式会社が1997年から続けている当別田園住宅プロジェクト。

新たに旧札沼線跡地を取得した街区に一棟目を着工しました。


砂利道のように見えますが、敷地には線路のレールをはがした部分が残っています。


今は着工前の造成工事を行なってます。


役場が道路側溝を整備してくれました。


これからいよいよ建物の着工となりますが、この家がまた、いろんな内容がてんこ盛りです。

家具工房旅する木さんとのコラボ、若手大工の挑戦。

辻野建設工業株式会社は年間片手ほどの新築住宅しか建ててませんが、一軒一軒の意味を噛みしめながら建てていきたいと思います。

タヌキ?

会社の裏をトボトボと歩く見慣れぬ動物。


イヌ、ネコ、キツネでも無し。

君は誰?タヌキ?

まちづくり会社の株主総会

昨日は当別まちづくり株式会社の株主総会を行いました。
株主と言っても私とマッチャンの2人だけど。


売上870万円、税引後利益マイナス2万円。

ほんとは黒字だったら良かったけど、これくらいの赤字で済んで良かった。

平成29年にまちづくり会社を作って6年。

駐車場管理などの手数料収入のみの何年間の後、旧カネヨ米口呉服店を拠点にアート活動や商店街活性化に乗り出しました。

その間、いろんな人が手伝ってくれるようになり、少しずつ会社の知名度が上がり、いくらか町の魅力向上に貢献したかと思います。

まだまだ力不足ではありますが、チャンスを逃さず、飛躍の機会を伺っていきます。

亜麻の花植え

昨日の朝は当別の駅前大通りの花壇に宿根亜麻の苗を植えました。


亜麻は当別町の農家が食用油用に栽培してますが、可憐な紫色の花が人気があります。


当別町のシンボル的な花なのでロータリークラブで行ってる花植えの種類に加えてもらいました。


うまく定着してくれれば良いのですが。

物事の決め方

先日読み終わった本の頭の整理をしてます。


この本に通底してるのはプラグマティズムと民主主義の関係。

プラグマティズムとは物事の真理を「理論や信念からはなく、行動の結果によって判断しよう」という思想です。

著者の宇野重規さんによるとアメリカの南北戦争で多大な死者が出た後、教条主義に囚われたからだと言う反省からプラグマティズムが生まれたそう。

理想的な未来というのはなく、これが正しいだろうという実験の繰り返しで、社会は良くなっていく。

社会的な習慣を取得する過程で民主主義が必要だが、決めた事は後から当然のごとく改善するものである。

実社会においては小さな自治体や組織でこのプロセスを実現しやすい。

一人一人の意見を聞こうと言うのが民主主義だが、わがままな意見を言う人もいるし、意見を言わない人もいる。
議論をする事で知恵が集まる事はあるから、一見、自分と違う意見もよく聞くと参考になる。

良い結果を出してる組織や共同体はどのように意思決定してるか?

自由に意見が言える環境とその意見が取り上げられ成果となり他の人に役立つ。
その清々しさを実感できる組織や共同体だったら、その組織や共同体は民主的運営とその果実を得ているといえるか?

物事の決め方は大事だよなぁ。

田舎の休日

昨日は私が思い描く典型的な田舎の休日でした。

まず午前中、若干雨の降る中、刈り払い機で家の周りを草刈り。

土曜日に乗用草刈り機でやったところ以外の細かいところをやり、完成。




公園のように見えたら良いなと思っています。


レアジョブで25分、オンライン英会話の練習をした後、途中まで読んでた本を読み終わりました。


最近、体調不良のヤギのクロちゃんの様子を見た後、正午前、旧米口さんで行われてる小島柚穂さんの個展を見に行く。






展示スペースに飛び込んできたスズメを外に出す。

田舎でこんなシャレた個展が開かれるのがうれしい。


実家に顔出し、両親と少し話した後、スマイルポークに行き昼ごはんを買う。

その後、今年初めてのミニユンボの造成練習。


なかなかうまく地ならしができない。


場所は辻野建設工業株式会社が所有する獅子内の土地。

ここには小さなため池があり、前は金魚が泳いでいたのだけど、最近、見かけない。
どうしたんだろ?
カモに食べられたか?
カモは魚食べるのかな。


夕方、当別町森林組合の元組合長が心筋梗塞で亡くなったので並川ステラにお参りに行く。92才。

奥さんにお悔やみを述べる。

森林組合の私の机の上に「組合長、読んでください」とばかり置いてあった林業の本を読み始め、次男と奥さんと私、3人で晩ごはんを食べた後、NewsPicks動画でホリエモンとスシローの社長の対談を見る。

9時前に就寝。
充実した日曜日。

これぞまさしく私が思い描くthe田舎の休日な感じ。

怒涛の会合

なんぼコロナが開けたからといってリアル会合&宴会が多すぎる。

森林組合連合会の道央ブロック会から始まり、農産物集荷業組合総会、商工会総会、取引先の60周年など札幌市内のホテルを回ってます。






まあリアルに会えば色んな人といろんな話ができるので、情報交換としてのリアルのメリットは感じる。

だからリアル会合を否定はしないが、宴会での食べ過ぎ飲み過ぎを注意すれば良いのだろうけど、それがなかなかできない。

自己コントロールの問題か。

生コン工場視察

昨日は若手社員及びインターンシップ生と生コン工場を視察しました。


冒頭に高炉スラグセメントとフライアッシュセメントの違いについて説明を聞きました。

なぜその話題になったかと言うと既に辻野建設工業株式会社に入社を決めているインターンシップ生が大学ゼミでフライアッシュセメントの研究をしているからです。

フライアッシュとは火力発電所から出る石炭灰の事で、高炉スラグとは製鉄所から出る灰分の事。

説明してくれた生コン会社の社長さんによるとセメントは石灰岩を焼いて作るので二酸化炭素を大量に排出する良くないものとされてるそう。

なので高炉スラグやフライアッシュを混ぜてセメント使用量を減らすことにより環境に優しいと言うことになる。

現在混合するものは室蘭から来る高炉スラグだが、フライアッシュを混ぜた方が良いのでは無いかとの見方がある。
しかし生コン工場で混ぜるとなると品質管理や施設改修などでハードルが高い。

社長さんの話を完全に理解したわけでは無いが、生コンを巡ってそんな状況があるのだなとわかりました。

次にコンクリートの破壊試験を見せてもらいました。




筒状のテストピースを3回破壊して壊れた時の圧力平均値で所定の強度が出てるかどうか判断します。

次にプラントで生コンを作る過程をリモコンカメラで見せてもらいました。

セメント、砂利、水を決まった量だけタンクに流し込むようパソコンから機械に指令を送ります。


プラント内の様子はモニターに映し出され、目視でも異常がないか確認します。

次にできた生コンのスランプ試験とエアー試験をしてもらいました。


生コン車から少量の生コンを一輪車で受け、高さ30cmスランプ試験の容器に入れ、まっすぐ上に抜き取ると生コンがダラっと下がります。

30cmから何cm下がったか(スランプ値)でコンクリートの柔らかさを判定します。
昨日はスランプ19cmでした。




次に空気量、エアーの測定。
通常、生コン内の適正空気量は4.5%+-1.5%とされてます。

強度にとってはマイナスの空気量ですが、耐久性にとってプラスの働きを持ちます。

以上、私は次の用事があり、視察途中で生コン工場を去りましたが、建築に関わる人が一度は行くべき生コン工場を視察できたのは良かったと思います。




江別レンガ

昨日は江別にある米澤煉瓦さんを訪問。


会社の周りにはレンガがたくさん置いてあります。

昨年、江別市の都市景観賞を受賞されたそうです。


江別レンガは江別のみでなく北海道の建築材料として認知されてます。

当別町も江別市に近くレンガを手に入れやすいので、今度機会があれは外構などに使いたいところです。

民主的なやり方

投票率が低くなって常態化してます。

政治に対する期待度が下がってるからだとされます。

せっかく民主的制度が揃ってるのに、それが機能してない。

環境問題や経済成長を達成するための構造改革、スピード感のある時代対応、少子化対策、莫大な国の負債など政治がなすべき課題はたくさんあるのに進展が実感されない。

一方で変化にして民衆が抵抗するから、痛みを伴う改革が実行できない、結果的にバラマキや総花的政治家が票を取ってしまう。

政治家や民主とは別に行政組織もうまく機能してるとは言えない。硬直化してる行政を政治主導でスムーズにできないものか。

民主主義はお互いの顔が見える小さな町の方がやりやすい。

町でも国でも町長や総理大臣の人間性や説明態度、先見性やリーダーシップによるところは大きいが、トップ1人の技量に頼るのが正しい民主主義なんだろうか?

みんなの意見を上手に取り上げ、政策に反映し、痛みを伴う変化に対して民衆を説得し、その成果を民衆と共に分かち合う政治だったら、政治にワクワク感が生まれるのだろうか?



この本を途中まで読み進めながら民主的なやり方について考えてます。

私自身が政治家では無いので、投票に行くしか出来ることは無いけど、会社経営や商店街経営、商工会経営、地域経営と言う話になると、当事者感が生まれる。

たまたま集った何十人かで「民主主義」を実践しようとすると、その集団が目指すべきゴールを明確にしないと求心力がわかない。

目的を持つことが目的化されるのは違和感があるが、民主主義は目的がないとうまく機能しないのかもしれない。

まずは自分の身の回りで試してみたいと思う。

スウェーデンハウス協力会

辻野建設工業株式会社はスウェーデンヒルズができた頃からスウェーデンハウスの施工をしてます。

スウェーデンハウスには施工店が集まって作っている協力会があり、昨日は東京三軒茶屋キャロットタワーのスウェーデンハウス本社で行われた全国支部長に出席しました。


参加したのは九州から北海道まで9支部の代表者。
主に労災事例やその対策について協議しました。

会合の後はキャロットタワー最上階のレストランで懇親会。


各支部の代表は工務店が多く普段と違う情報交換ができ、有意義です。

辻野建設工業株式会社は自社の設計施工をしてますが、スウェーデンハウスの仕事をする事により大手の仕事を自社のやり方に取り入れるメリットもあります。

また自社物件の営業が調子悪くて受注が取れなくても一定程度スウェーデンハウスさんの仕事がある事により経営が安定する面があります。

当別町にとってスウェーデンヒルズは人口が増えてる重要な場所であり、微力ながら辻野建設工業株式会社がそこに関わってる事はありがたい事だと思います。

農産物6次化の検討会

昨日は道の駅とうべつで農家さんや道の駅関係者と当別町における農産物6次化のあり方について議論しました。



道の駅の売上げアップを前提として検討書を作ったのですが、議論が当別町全体の農業6次化に及んだので、作った資料そのものはあまり役に立ちませんでした。

しかしたたき台として今回作ったくらいの検討書があれば議論が進みやすいと言う事がわかりました。



昨日の議論は野菜の洗浄やカット、煮沸や冷凍保管に話題が移ったので次回はその方向を探ろうと思います。

資料を作りながら考えをまとめるのもさることながら、総論賛成案を具体的なプロジェクトに持ち込み、実現・成功に導くのは相当タフな事だと感じました。

昨日は8人で議論したのですが、参加者の経験や情報、思惑を出し合ったので結構面白い内容でした。



今回の資料を作るのに結構、調査やヒアリングしたのですが、次回資料作成に向け、また調査・ヒアリングをしようと思います。

どひえもん

最近、巷で流行ってる冷凍自販機「どひえもん」の説明を聞いてきました。


中はこんなふう。


螺旋状の棒に商品がはまっていて、ボタンを押すと螺旋棒が回り、回転により広がった隙間から商品が落ちるしくみ。

町内で加工食品を開発している事業者さんでこの一台をシェアしてみてはと考えているのだけど、どうだろう。

買物難民救済ビジネス

昨日は移動販売車「とくし丸」の事業説明会に参加しました。


このビジネスは創業者の親の買い物支援経験から生まれたそうです。

一人暮らしの高齢者の買い物支援をするビジネスはないものかと考える人は少なくないと思いますが、とくし丸はそれを実現しています。

販売パートナーと言われる事業主が提携スーパーから商品を買います。

販売車には約1,000個の商品が並びます。


それを週5回から6回、3ルートまわります。
1ルート約40人のお客様を開業前にチラシを持って営業し、確定させておきます。
その時、普通に買い物できる人は外します。

1日の売り上げは60,000円から120,000万円。
慣れてくると一人当たり買い物単価があがります。
お客様への販売価格は店頭価格+20円です。
収入はスーパーからもらう売上17%+買物一個当たり10円の手数料。
100,000円/日売ったとして月380,000の売上。
経費100,000円/月を引くと月280,000円の手取りとなります。

売れ残った冷蔵商品は当日のうちにスーパーに返品します。

イニシャルコストは車買取代金380万円を含む400万円。

昨日はオンライン説明会でしたが、9人参加し、前向きに検討してる人は3、4人いました。

面白かったのはスーパーの店員してる人が今のスーパーでは買物支援してないのだけど、自分が志願してとくし丸と提携するよう今のスーパーに働きかけたいと言ってた事でした。

肝心のスーパーですが残念ながら北海道ではダイイチさんしかないようで、当別町では今のところ無理なのかな、と思いました。
実は私、このとくし丸、真駒内に住むおばちゃんの老人施設で見た事があります。
そこではみんなまとめ買いしてました。

北海道はトドックと言う強力な販売システムが普及してるので、それに対抗できるか?自分で商品を選びたいと思う人がどれだけいるか?だんだん予約に近い形になれば家まで届けてくれるトドックが良いのでは?などと思いますが、とくし丸は全国に1200台走ってるそうです。

それにしても買物難民救済システムを10年かけて確立した株式会社とくし丸は大したもんだと思いました。
調べたらオイシックスがバックなんですね。

グローバル人脈

当別町に海外大学MBA取得を支援する方が住んでます。
TGセミナーの伊藤伸哉さん。




辻野ビル2階をサテライトオフィスとして使ってもらってます。
※ちなみにTGセミナーのTGは辻野グループの頭文字を取ったわけではありません。偶然です。

海外大学でMBAを学ぶ事により、各国から集まってきた未来ののビジネスマンと知り合う事ができます。
その人脈を考えると夢が膨らみます。

当別からもそう言った人材が現れると素晴らしいのですが、企業派遣と言うケースも少なくない様です。

辻野グループももいつかそのくらい余裕がある企業になりたいものです。

地方から海外へ。
視野が広がる話です。

先輩経営者のことば

私が所属している北海道中小企業家同友会。

先日、札幌支部総会で販売していた本をつい買ってしまいました。


70.80代の経営者85人の経験談です。

どの人の経験もいろんなものが凝縮されており、経営者としてのあり方を考えさせられます。

挑戦、創意工夫、決断、忍耐、人材育成、お客様主義、社会貢献、先見性、専門性etc。

私も社長業を続けて23年になります。
おかげさまでつぶれずやっていますが、常に赤字や失敗のリスクに怯えています。

だからと言って責めないとジリ貧になるし、攻める方がコントロールしやすい。

課題はいつもあり、そんな時、先輩経営者の貴重な言葉に助けられます。

特に中小企業家同友会は前向きな経営者の集まりですから、良い刺激をもらう事が多い。

まだ少々、私の社長業は続きそうだから、より良い経営を目指して精進しよう。



絵画的な季節

良い季節になってきました。




良い発想を生む術

良い発想を得たいといつも考えます。

ビジネスのネタ、社会的価値がある行動、他者と違う発想、本質的な発見、面白くかつ有益な案etc。

知的生産の技術の著者、梅棹忠夫さん(うめさお ただお :1920年~2010年)は日本の生態学者、民族学者、情報学者、未来学者で京都大学名誉教授、理学博士。


梅棹さんはメモの取り方を工夫しました。

日々何かを発見しそれにタイトルをつけ、短い文章にして、年月日を記録する。

ある程度貯まったらそれをカテゴリー別に並び替えし、一つの小論文風にする。


すると論理的でオリジナルな発想としてまとまると言うものです。

私はどうもスマホ派なのでスマホのメモ機能の使い方を工夫できないものかと思いました。

早速、スマホのメモ機能にアイデアメモというフォルダを作ってみました。


そして発見のための発見的な案を一つ考え、タイトルを付けててみました。




さあこれが長続きするかなぁ。
アイデアがたまったら並べ替えし、小論文風にする。
できるかなぁ?
自信ない。

これとは別に私が時々やる新しい発想を得る方法があります。
それはあるテーマについてプレゼンテーションを作ること。

商店街ビジョンについてのプレゼンテーション。


当別高校活性化についてのプレゼンテーション。


当別ダムの観光資源化に関するプレゼンテーション。


誰かにプレゼンテーションするつもりで作る1人プレゼン。

これを作るにはある程度客観的に事実関係の裏を取り、筋道を立て考え、そこから導き出されるアイデアには意外とちゃんとした新しさと合理性が含まれます。
そして時々見直し、内容を変えてみる。

良いプレゼンを作るためにスマホのメモ機能を活用するのもアリかもしれない。



日本経済のこと

たまに経済の本を読みます。


理系なんで経済学を勉強したことはない。

でも後付けで学んでも良いし、社会環境の変化により経済も変わるだろうから、学び直しは必要。

今回読んだ日本経済読本では日銀の話、外国為替の話、年金や保険の話、経済にまつわる戦後の歴史など一通り日本経済が解説されてます。

やはり気になるのは国の借金。
リフレ派と呼ばれる、借金なんて高止まっても良いのさ、と主張する人もいますが、借金が多いとなんか落ち着かない。

アベノミクスの第三の矢、つまり「成長戦略」が果たされなかったと言う批判もあります。

私はエネルギー問題が気になってます。

貿易赤字となる石油依存を脱するべく、再エネ産業や送電投資、電化商品開発を優先したら良いと思いますが、あまり進んでる実感がない。

本当はトヨタを始め水素社会に期待していたのだけど、進まないので、最近はあきらめモードになってます。

だったら洋上風力や太陽光、地熱発電に力を注ぐ。
国立公園の中に地熱発電所を作っちゃダメなんだろうか?

情報産業がここまで発達するとは思わなかった。
考えてみれば人の移動というのは、情報を得るための移動でもあったのだが、ネットで情報が得られるのであれば、そのために移動するより、ネットで情報を得た方がよっぽど安い。

ネット販売、ネット交流、ネット通信。
この分野で日本がリードを取れなかったのは痛い。
言葉の問題がハードルだったのか?

日本の得意分野のものづくり。

私はロボット産業にも期待してました。

ファナックや安川電機の他にいろんな業種業態でロボットメーカーが現れると良い。

マクロ経済がわかったからと言って中小企業である我が社の経営に役立つ事は少ないけど、外国へのキャッチアップが原動力となって成長してきた日本が新しい希望を持って進めば自分の会社にとっても精神的追い風になると思う。



歩いて楽しい

昨日は今年初めて立ち乗り草刈機(通称レイコさん)を使いました。


私が草刈りしてる場所はおそらく町有地です。


草を刈る面積は1000坪以上あると思います。

私がここ、春日町に引っ越してきてから23年。
今草刈りしてる一部は隣のお爺さんが草刈りしてました。
また別な場所は笹が生えてて近寄りがたい場所でした。

お爺ちゃんから私が草刈りするようになり、しばらく刈り払い機でやってましたが、私自身だんだん体力もなくなり、時間もかかるので昨年、立ち乗り草刈機を購入しました。
これが抜群に早い。

刈り終わるとゴルフ場のようなスジができてカッコ良い。

草ぼうぼうなワイルドなところを残したり、ベンチやオブジェを置いたりするとなんとなく人の営みが感じられ楽しいんじゃないかと思案中。

昨日は犬の散歩をする人やノルディックウォーキングしてるおばあちゃん、駅へと急ぐ人などいろいろな人が通りましたが、どんな気分で見てるんだろ。


「歩いて楽しい」かどうかと言う視点で考えていきたい。

今年も植菌

昨年に続き原木に椎茸を植菌しました。


ナラの木25本に20ヶ所くらい穴を開け、コマを入れます。








2年間放っておきます。
木の長い話です。

田舎って気長な事が強みかなと思います。

この原木を商店街のスキマに置き、育った椎茸を馴染みの飲み屋さんに持ち込みお通しにする、と言うのが夢です。
ひとまず原木椎茸の美味しさをいろんな人に知ってもらうべく、配りたいと思います。

積小為大

以前、見た二宮尊徳の映画で知った言葉。

積小為大とは「小さな努力の積み重ねが、やがて大きな収穫や発展に結びつく。 小事をおろそかにしていて、大事をなすことはできない。」

ゴールデンウィークも終われば「いつもの日々」が戻ってくる。

私にとって「いつもの日々」には商店街活性化活動が入っている。

こんな商店街活性化するわけがない、店主にやる気がないんだから協力しようにもできない、と思う人が大半でしょう。

そう言っちゃったら身も蓋もない。

商店街活性化は個人対個人の問題ではない。

時代変化との戦いであり、日本の経済問題の縮小版とも言える。


いろんな情報を仕入れ、自分で考え調べ、実践してみて改善する。

商店街活性化の重要業績評価指標(じゅうようぎょうせきひょうかしひょう、key performance indicators=KPI)はなんだろうと考えた時、起業数や新規事業数かなと思った。

ラーメン屋ができ、コインランドリーができる。

キッチンカーフェスなどのイベントが増え、商工会による空き店舗会議や空き店舗を使ったアート活動、若手懇談会が開かれる。

まだまだ目に見える成果になってないが今は「小」を「積む」段階と考えたい。


写実主義

いつかの「朝の食卓」にホタルがいる小川の事を書こうと思っています。

そこで文章で小川の流れる音や情景を描写するのに動画を撮り、それを見ながらその状況を言葉にする作業をしてみました。


振り返ると私は絵を描く場合でも対象を見たまま描こうとする傾向があり、表現的には写実主義者なのかと思いました。

写実主義と対照的なのは抽象主義、ロマン主義、空想主義、象徴主義などで、まず写実主義に挑戦して次に取りかかっても良いのかな。

しかし実際に文章を書いてみると必ずしも観察に忠実でなく、比喩が入ったり、抽象的な表現を好んでる風にも見える。

・・・・・
シュラシュララと小川の水は絶えず流れるが、水面の菱形紋様は変わらない。

拍手をする聴衆の様に水辺の草ぐさが小川のまわりで揺れている。

小川の水底に草とレンズ模様の水泡の影が映る。

水芭蕉がエンレイソウに選手交代する5月の連休。
・・・・・



動画を撮った後、山の中を歩いてみました。

化石燃料の旅

天売・焼尻行きが船の欠航のため急遽、羽幌炭鉱跡地と石狩油田跡地探索の旅に切り替えました。

私は羽幌がかつてこんなに炭鉱の町であったとは知りませんでした。

築別駅跡。


羽幌炭鉱には築別、羽幌、上羽幌と大きく3つの坑口がありました。

この地方の調査は明治7年アメリカ人のライマンによってなされ、石炭調査は明治21年に道庁の桑田技師によって行われたのが始まり。

試行錯誤の後、太陽産業株式会社(後に羽幌炭鉱鉄道)が昭和15年から採炭を開始して、昭和36年に100万トン、人口も炭鉱地区で1万人を超えた。

時代とともにエネルギーが石油に代わり石炭の需要も少なくなり、ついに昭和45年にその幕を閉じた。


羽幌炭鉱鉄道の橋








羽幌炭鉱鉄道は羽幌炭鉱から産出される石炭を搬出するために建設された鉄道で、1941年に開通、1970年の炭砿の閉山とともに廃止された。

太陽小学校跡。


羽幌炭鉱築別坑のホッパー棟。


排気立坑


アパート郡跡地。


病院跡地。


中学校跡地。


羽幌炭鉱第2選炭工場貯炭場。




住居跡。


上羽幌坑跡。



以上、羽幌炭鉱跡地を巡ってきました。

会社としての羽幌炭鉱鉄道は実業団活動に力を入れ、野球部、男女バレー部、スキー部ジャンプチームは国内トップクラスの実力を誇り、築別にはジャンプ台があり笠谷昌生(あきお= 笠谷幸生の兄)などが活躍。

羽幌炭砿は「石炭産業は必ず国策的な産業になる」という金子直吉の持論から鈴木商店により取得された炭鉱。

金子 直吉(1866年 - 1944年)は日本の実業家。
鈴木商店の「大番頭」として大正時代には三井財閥、住友財閥、三菱財閥をしのぐ規模の企業グループに拡大させ財界のナポレオンともいわれた。
鈴木商店破綻後、金子直吉は羽幌炭砿に主家再興の夢を賭けた。

一方で羽幌炭砿鉄道は札幌市中央区大通西五丁目に「大五ビル」を昭和29(1954)年8月竣工。
ビルの名称は地番(大通西五丁目)に因んで命名したもので、本社事務所が入っていた。

さてさて長い午前中を羽幌で過ごして次は留萌の大和田へ移動。


ここも昭和30年代までは炭鉱があったらしく抗口近くで石炭の破片を拾ってきました。

コロナ明けのゴールデンウィークと言う事で小平の道の駅のタコザンギ、増毛の寿司屋まつくらは全て行列ができてました。


仕方なくコンビニで軽食を買い、帰途へ。

途中、お冬で白銀の滝を見たついでに展望台にも登ってみました。


展望台はなかなか迫力がありました。






化石燃料の旅、最後は久しぶりに石狩油田跡地へ。


かつて石狩市には石狩油田、厚田油田、茨戸油田の3つの油田がありました。

中でも石狩油田は北海道内でも大規模な油田で現在稼働中の勇払油ガス田に抜かれるまで道内最多で、山中に商店や学校、神社や娯楽施設がありました。

そして今でもブクブクとガスが沸いてるところがあります。


以上、行程約400kmに渡り、炭鉱跡と油田跡を巡ってきました。

振り返ると北海道は石炭を主産業とする短い繁栄期があり、繁栄のピークまでの時間は短かったけど、衰退するのも早かった。

これからは資源循環的な社会が求められるのでしょう。



船は出るか?

羽幌にて天売・焼尻行きの船が出るのかどうか待っています。




後付け自動水栓

先日、辻野建設工業株式会社の設備担当者から会社のトイレの蛇口を自動水栓にして良いですか?と尋ねられました。

うちの会社は築50年くらいで途中一度リフォームしてますが、基本的に古い。

なのでトイレの蛇口はひねるタイプだったわけですが、それに被せるような格好で自動水栓がつけれるなんて知りませんでした。


コロナの最中に知ってればもっと良かった。
世の中にはこう言った知っておいた方が得な事が他にもあるんでしょうが。


プロフィール

Shacho

  • Author:Shacho
  • プロフィール
    氏名:辻野 浩
    辻野建設工業(株)他関連会社4社 代表取締役
    生年月日:昭和36年10月29日
    連絡先:0133-23-2408(会社代表)
    住所(会社):北海道石狩郡当別町末広380番地
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