社長のブログ

北海道当別町にある辻野グループの社長ブログです。

 
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薪ボイラー勉強会


今日は久しぶりにまちなか暮らし研究会~エコ編~を行いました。
テーマは「薪ボイラー」。
以前からチェックしてた岐阜のNPOがヨーロッパに薪ボイラーを視察した様子を記したリーフレットをテキストに薪ボイラーの製造メーカー、薪を運び出す道路や流通業者、薪を加工する機械メーカーや消費者意識など一通り知識をなぞりました。
結局、薪ボイラーに関して知りたければ知ってる人に聞くのが一番、導入したければ自分で開発するより輸入した方が早いということがわかりました。
なかなかつかまらない岐阜の人に何とか連絡したいと思います。

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新しい当別田園住宅

久しぶりに当別田園住宅に新しい一軒が完成しました。


建主さんは小さなお子様がいらっしゃる若いご夫婦で移住組です。


本州からお越しの方によくあるパターンですが室内が和風なんです。
リビングルームは畳敷の小上がりになっていて一段下がった縁側に面してます。ですからリビングルームに腰掛けながら外の景色を楽しめることができます。


来月はこちらのお宅でまちなか暮らし研究会を行おうと思います。
テーマは「裏山の木々に名札を付けよう!」
良質の子育て環境を求めて来たのであれば私達なりにご協力したいと思いその子が裏山に行った時に木の名前を覚えて欲しいと願ってこんな企画にしました。
先ほどそのお宅の裏山を見たら大きな栗の木に栗がビッシリなってました。
ラッキーと言うか豊かな贈り物を頂いたような気がしました。

もし「まちなか暮らし研究会」に参加したい方がおられましたらご一報下さい。
日程が決まり次第ご連絡差し上げます。






当別ラーメン


今日からつじの蔵で販売を開始した当別産小麦粉で作ったラーメン。
企画販売はJA北いしかり。
JA北いしかりとつじの蔵を経営する辻野商店とはある意味商売的にバッティングするもののお互い当別町の農家が儲かりその農産物を買った消費者が満足してくれれば良いわけで競争と連携が競争する大人の関係が望ましいと考えています。
だからこのラーメンも精一杯販売したいと考えます。

昼ごはんに醤油ラーメンを作りましたがなかなかしっかりした麺でした。
麺に熱湯をかけ電子レンジで3分半加熱しスープの素を加えて出来上がり。
当別関係者には是非とも応援していただきたい商品です。

人海戦術

まちづくりは「人」「海」「戦」「術」。

数年前に当別に来た鹿児島のまちづくり伝道師、豊重哲郎さんの言葉です。
それと趣きはやや異なりますが、当別の中央通り会が関係するプロジェクトで小さな雛人形を作りまくって店や公共施設に飾って人を呼ぼうという構想が実現に向けて進んでいます。



今回は女性エネルギーをふんだんに活かした人海戦術。
聞くところによると道内でもすでに目ざとくスタートしている町もあるようですが勝負は「量」。
果たしてこのプロジェクトは成功するでしょうか?


そういえばこの他にアロニア物語プロジェクトなど私が関わっている成功するかどうかわからないプロジェクトは結構あります。
数うちゃ当たる?じゃいかんと思いますが。どれもこれもダメにはならんと思ってます。

札幌信用金庫当別支店リニューアル



今朝は辻野建設工業で実質的に施工をさせて頂いた札幌信用金庫当別支店のリニューアルオープンセレモニーがありました。
テープカットの後、店内内覧があり早速、宮司新町長が通帳を作っていました。


私も定期預金を作り、別途会社の融資相談もさせてもらいました。
店内は明るく、今後、駐車場も整備されることから利用者が伸びるのではないかと思います。

積み木プール

先日のフィールデイズで見た木のプール。これなら簡単に作れそう。

イベント用に良さげなグッズですな。

上田札幌市長@つじの蔵

朝からウォーキングの250名がつじの蔵に。
小さい店なのでさばききれず大混雑に、待たせてご迷惑かけた方すみません。
参加者の中に札幌市の上田市長がおられたので今年から販売始めた「こまめちゃんソフト」を試食してもらいました。



このウォーキング、当別も参加している札幌広域圏組合主催。
上田市長はこの組織の実績を作りたいようで、何かいいアイデアがあったら提案して欲しいとおっしゃっていたのでクラインガーデンのようなものはどうでしょうか?とご提案しました。
本気なら何か書類であげないとダメでしょうが。
考えよっと!

共通点は日本の端と物理的障害



今年の5月に鹿児島のベガハウスさんという工務店を訪ね、ものすごい刺激と学びを得ました。
そして今日その社長がややプライベートで北海道を訪れ、私に声を掛けて頂きススキノ氷雪の門にて食事をご一緒しました。
話しあうと北海道と鹿児島、お互い日本の南と北の端で火山灰と雪と言う物理的障害のハンディを背負った風土に気付きました。
写真はおちゃらけてますが真面目な会話もあり私も今後の展開に力を入れようと考えてます。
縁、行動、信念、思い。
私も高い理想を掲げて全国各地の優れた経営者から貪欲に学びたいと思います。

田園住宅の夜明け


今朝は田園住宅の現場まで歩いて見ました。
ちょうど快晴の空に太陽が登るところでした。
すっかり夜が明けるよりも夜明けてから数分間が色合いが微妙できれいなような気がします。

公営住宅計画を考えながら散歩する。


幸いにしてまだ朝の散歩が続いてます。

いつ、途切れるかわからないので散歩に散歩以外の目的を加える事にしました。
加える目的はその日毎に変え、今日の目的は町営団地を歩く事。
わが町では町営団地が老朽化して修繕や建て替えをすることになっていますがその団地を見て何を感じるか?を今日の散歩の目的としました。

以下、ざっと歩きながら感じた事。
⚪沢山の人が団地に住んでいるんだな。
⚪小さいな。
⚪食事、物干し、色んな家事が一つの部屋でなされてるんだな。
⚪駅からの距離や公園など団地によって環境の違いがあるな。
⚪新しい団地はいいな。
⚪団地の周りに戸建用地があったらどうだろう?
⚪戸建より団地の方が良いかな?
⚪素焼きブロック平屋住宅はリフォームで充分なおせそうだ。
⚪間引きして隣棟間隔を広げ敷地にゆとりを持たせるといいな。
⚪これからの公営住宅は木造が良いだろう。
⚪公園敷地や河川敷地の中に公営住宅があると良いな。
⚪商店や福祉サービス、子育てサービスとの連携があると良いな。

これで明日から散歩をやめても今日まで散歩をしてきた意義はあるだろうと思います。
今度は何を目的にしようかな?

大学生との関わり合い。



昨日の収穫会の後は中央通り商店街にて空き店舗を活用している北海道医療大学学生サークル萬屋(よろずや)のミーティングに顔を出してきました。

25名ほどのサークルですが明確な活動目標を持っていないサークルです。
面白いのは「人に頼まれたことは断らない」という基本方針です。

社会人からして見るととーってもそんなんでいいの?と思いたくなる様なサークルですが意外と本人達は真面目です。
「ゆるい、ゆるすぎる」と思う私達の先入観がずれているのかもしれません。

ところで彼らはこの空き店舗で何をするかと言うと現在は自分達の自習スペース、今後は子供達に勉強を教えたり、他団体とコラボし町民の居場所提供をする予定です。

彼らは当初、別の企画を考えたのですがいろいろとダメだしされ、だんだん現実的な案になってきました。

私達商店街としては大学生にもっと街中に住んでもらい消費してもらいたいと言う狙いがある一方で、大人として彼らを育てる、つまりサークル顧問としての商店街店主的なあり方を想定しています。

今後は大学本体もしくはOB会にこの様な活動意義を認知してもらいたいと考えています。

収穫会を行いました。





昨日は辻野建設工業OB客対象に芋とニンジン掘り、トウキビもぎの体験会を行いました。
参加者15名。
雨模様の中、何とか雨に当たらず爽やかな汗を流すことができました。
晩御飯はカレーにするとか、お隣さんにお裾分けする、20年前以上に家を建てたのだが初めて参加するなどのお客様の声を聞くことができました。
この企画は建設会社のOB客企画で収穫会をやっているところは少ないだろうし、当別という農村らしい企画をやりたいということで実施しております。
広々とした畑の中での収穫作業は気持ちがリフレッシュされるものです。

北海道でもゴーヤができるんですね、


つじの蔵で売っていたゴーヤの種を我が家の畑に蒔いたらツルが地面を張ったり隣のトウキビに巻きついたりわやくちゃになりながら最終的にはこんな立派な実をつけました。
品種のことはわかりませんが北海道でもゴーヤが育つんですね。

今度はどうやって食すかを調べます。

何となく朝歩いて見た。


時差ぼけがなおってないのか朝早くめが覚めます。
先日、一緒にアメリカ旅行した人がフロントで朝、どこを散歩したら良いのかと熱心に聞いていました。
聞きますとその方、前は体重が100kg以上あったのが、朝歩き始めて8ヶ月で24kg痩せたんだそうです。
と言う事で私も今朝25分ほど歩いて見たんです。
すると意外な発見がありました。
今朝は元町方面を歩いたのですが、しばらく売れてなかった元土建屋さん会長宅に新しく個人の表札がかかっていたり、旧当別ダム職員住宅前を始めて通ったら結構な数の空き家がある事など。
私の事ですからきっと長続きしないとは思いますが、今度歩く事があったら西町方面にしようかと思います。

札幌工業高校生インターンシップ

昨日から3日間、札幌工業高校2年生1人がインターンシップできています。

朝一で地鎮祭があり仕事内容を指示する時間がなかったので一緒に連れてく事になりました。
ひととおり玉串奉奠をしたらお客様が「これも経験だから彼も玉串奉奠をさせたら?」と言うの「えっ、いいの?」と思いながらさせました。


お客様に若者を育てたいと言う会社の姿勢が通じた気がします。

これから彼には道産木材に対する辻野建設工業の考え方についてプレゼン資料を作ってもらう事にしています。

日本人としての誇りを持って

日の丸産業社カリフォルニア視察6日目(最終日)

朝一でファーマーズマーケットへ。
屋外にテントが立ち並び見た感じ全部で200店舗以上ある。売っているのは野菜や果物、卵や鳥肉、貝や魚、チーズなど。




屋内にも数10店舗ありこちらはファーストフードや食器や雑貨など。
土曜日のせいかかそれともアメリカズカップのせいかとても賑わっている。

サンフランシスコからワインで有名なナパバレーへ。
例によって現地ガイドの市川さんの興味深い説明。
世界最大のスーパーストア、ウォルマートはサンフランシスコ市内では出店できない。なぜか?ウォルマートは最低賃金しか払わないので市民運動によってサンフランシスコで出店制限されているそう。日本の小売業関係者が良く視察に来るウォルマートは段階的に変化し続け今は「計画5」段階だそう。

ナパに入るとまずはお土産タイムでアウトレットに。
私は良くわわからないけれどブランド品が日本より安いようで靴やカバンを買い込む人も。


ナパは佇まいが良い町。ダウンタウンに川が流れ緑も豊富で落ち着いた町でした。


さて私達が訪れたのはブラックスタリオンワイナリー。


ワイナリースタッフにガイドをしてもらう。
17種類のブドウがある学習用の圃場でブドウを摘んで試食。


甘いのと甘さと酸味が程よくミックスされたものなど。
白ワインはブドウの実だけを絞ったジュースで造り、赤ワインは皮をいれる。赤ワインの香りと色は皮からできる。
ブドウジュースにイーストを入れると一週間程でワインができる。これは技術の進歩。


赤ワインは木の樽に入れ15℃で寝かせる。木の樽は内側を焼く。よく焼く、中位で焼く、軽く焼くのとで味が変わる。それがワイナリーの腕。


樽はフランス製のカシの木製。一樽は30万円。3回使用し、1回目はカベルネソーベニオン、2回目メルロー、3回目ピノ・ノアール。その後は安いワイン屋、家具屋、植木屋、ウイスキー屋に約2万円で売る。
植えてから実がなるまで10年。お金持ちで我慢強い人がワイナリーできる人。

サンフランシスコ最終日は船上ディナーで締めくくりました。
船からサンフランシスコジャイアンツの本拠地の球場を眺めてきました。


以上で視察は全て終了。

グループの皆さんはハワイに向かい私は一人サンフランシスコを立ち今は成田空港で新千歳空港行きを待ちながら最後の原稿を書いています。
そう言えばサンフランシスコ空港で待ち時間に添乗員のおばさんと世間話をしました。
アメリカ人は発想が自由で精神的に打たれ強くチャレンジ精神が旺盛だ、日本人はいい所いっぱいあるがもっと外の世界を知るべきだと言ってました。

私も世界に通用する私なりの文化、精神構造、経済成長をし日本人としての誇りを持って日々の事柄に精進したいと思います。

比較が今後の針路を示す

日の丸産業社カリフォルニア視察5日目。


フレズノからコアランガに移動し農場を視察。
道中ワタやモモや干しぶどう畑が続く。
干しぶどうは落としたブドウを殺虫剤を浸した新聞紙の上に2週間程置いておくと出来上がり。


加工用トマトを積んだトラックが多い。


とうきび畑が多いがカリフォルニアにはエタノール工場は2ヶ所。


今回旅行の現地ガイド市川さん、カリフォルニア農業に非常に精通してます。
小売業界にも詳しくバス中での説明がとても勉強になりました。

市川さんによるとアメリカで酪農は搾乳牛1000頭、未経産牛1000頭いないと経営は成り立たないないそう。
このカーン郡の乳量10000リットル/頭、北海道9000リットル/頭でカーン郡はとても乳量が多い。

話を伺いつつウエストレイクファームに到着。


シール・ホー・ジュニアさんに話を伺う。
ここは家族経営でお父さんが農場主、ジュニアが生産担当、お姉さんが経理担当。
作付け面積は小麦3000ha、ワタ2100ha、アルファルファ1100ha
、トマト920ha、ベニバナ280ha、スーダン280ha、ビスタチオ200ha、アーモンド200ha、ザクロ200ha。
この他に未利用地が4800haあるそうです。


一農場で当別町一つ以上の面積ですがこの辺にはこの10倍の大きい農場があるそうです。更に東部にはもっとでかいのも。
売上げは30億円ですって。

アルファルファ圃場を見学、圃場の約75%をドリップテープ潅水施設。スプリンクラーはあまり使わない。


作業はベーラーだけ外注。
肥料は液肥で窒素入り、リン酸は少し。
潅水施設費は18000円/反。耐用年数6年。深さ12インチ、5フィート間隔。長さ400m+400m。
3~10月まで圃場を20haごとに分け24時間ずつ潅水、3回転。
灌水量はタンクのメーターと土のETメーターで測定。


収穫したアルファルファは1500円/45kgのコンパクト、収量は1.7トン/反/シーズン。これは7作分です。

用途は馬用、12月に値段あがる。
水費は3500円/反。使用水量2.5。
この他に半径800mの移動式スプリンクラーがある。 このスプリンクラーは最短2時間、最長3日で回転、スマホで操作。値段は750万円。丸く潅水するのでロスが出るので土地の高い所では使わない。
ワタの収穫機。


ワタ用のコンバインは中古。
作業能力は20ha/日。11年もので500万円。

次に整備場を視察。


専属の溶接工が3人。コンバインなどほとんどの機械を自前で整備。その他オリジナルな器具を自作。
小麦専門農家だと新品コンバインを3年使ったほうが効率良い。
それは労働力との兼ね合い。
小麦収量13俵/反。
乾燥は自然乾燥で10%。
小麦のコンバイン2台、30ha/日。収穫期は6月~7月中。赤サビはある。消毒2回、殺虫剤1回、除草剤MCPA。
小麦の販売は75%ブローカー、25%自分で販売。小麦の売上げ4.8億円。
アーモンド一番儲かる。
小麦窒素250ポンド/エーカーリン酸40。
コンサルタント料200円/反。

次に訪れたのはハリスファーム。


肉牛の肥育農場ですが何と11万頭。と畜は22万頭。難民キャンプのようでした。肥育農場の他にホテルやレストラン、農場を経営。
ハリスファームの肉はブランド品として高く評価されてるそうです。

以上。
人間は黙っていると現状以上のものを想像できない。
自分と違ったものの存在によって今までのあり方がどうであるかに目覚めるって事かな?

アメリカ農業関連企業訪問

日の丸産業社カリフォルニア農業視察4日目。

昨日に続きサリナスにて企業訪問。
まずはアメリカンタキイ種苗さんを訪問。


アメリカンタキイ種苗は従業員30人、敷地面積8ha、1982年設立。
主に野菜と花の種を6対4の割合で販売。
タキイさん自体は全体で年商460億円、海外拠点はカナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジルなどにあります。
アメリカでの野菜種のメジャーはシンジェンタと言っておりました。

アメリカンタキイさんの売上げは約10億円。
営業のボニーさんから説明を聞きました。
こちらでは日本のタキイから仕入れた種を製品にし袋詰めし販売します。




彼女の担当する販売先は25社。
アメリカには逞しい女性営業マンがいます。


アメリカのトマトは赤くて硬くて美味しくない加工用が多い。タキイの桃太郎のように柔らかくて甘いトマトはなかなか売れない。食べてもらいもっと日本的なトマトを良さを分かってもらえば需要拡大が見込めるのでは、との事。

次に訪れたのはNH3と言う肥料販売と作業受託会社。


農家さんから頼まれそれぞれの圃場にあった肥料を配合します。
4反あたり各200g、8ヶ所分根の深さの土を採取し窒素量を図ります。


窒素量を測る機械はスタンフォード大学卒業生のベンチャー企業が開発したもの。3分くらいで土の窒素量を図ります。機械の値段は350万円。


土の窒素量を測定後、必要な窒素量を計算します。例えばレタス2.5ポンド/日消費するので収穫まで後10日だとすると2.5×10と計算します。
検査自体は無料。ただし、その後肥料購入や作業委託契約をしてもらう事になります。契約農家には年に一回土壌検査結果を渡します。
こちらでは液肥を製造したりしています。粉末原料を温水にいれ攪拌します。




別に野菜や魚が原料のオーガニック肥料も仕入れ販売してます。


液肥の値段2ドル/3.8リットル程度。
液肥を畑に吹き付け、注入する機械があります。もちろん、粒状肥料も散布します。
機械は全てGPS登載。


それぞれの機械はでかい。650馬力と言ってました。農薬散布のアームが60mのものも。


イチゴ圃場の土を起こし、畝の形を作り、施肥し、冠水パイプを設置すると言う4作業を同時にする機械を開発したのですが2年後には他社に真似されたそう。


社員は80名。昔はもうかったが今はそうでもないそう。
同業者7社で競争は激しい。
作業受託料は20~25ドル/1エーカー(4反)。肥料代は3ドル/1エーカー。

NH3。
いかにもアメリカ的な肥料販売及び作業受託企業でした。

サリナスを離れフレズノへ。

だんだん木が少なくなってきました。


途中、サンルイスダムと言うケネディ大統領時代の巨大プロジェクトで作られたダムを視察。


とにかく、カリフォルニアは水の確保が問題。北部の水を南部に運ぶ運河が農業や人口増に大きな貢献。

途中の町、ロスバノスにはカゴメのアメリカ本部。
マーセッドにはアーモンド、モモ
ブドウ、ビスタチオ、ワタの畑。


今日視察するフレズノ郡は農産物売り上げ全米一。

カリフォルニア州だけでも日本一つくらいの規模がある。

競争社会アメリカ

カリフォルニア農家視察3日目。

サンフランシスコから南へくだり野菜産地であるサリナスへ移動。
途中、ハイウェイでシリコンバレーを通過するがマイクロソフトやインテルの社屋は森の中に隠れて見えない。
シリコンバレーはスタンフォード大学の知、サンフランシスコ企業の資金、行政の支援がうまく絡み合い、ものすごく高収益の企業が集積する。
どの大学のどの学部かで年収が違うが、即戦力のある新卒は初任給で1000万円近くもらえるとか。
特にハイテクやビジネス系の卒業者の年収は高い。

さて農地の価格はカリフォルニア少し南で10万円/反くらい。
投資額が多すぎて誰でも彼でも農家にはなれない。
農家は社会的地位が高く引退後農家のマネをする金持ちが多い。

一方、小売業界はと言うと厳しい競争が繰り広げられている。中には仕入れと売価が一緒のスーパーも。
その企業はどうやって儲けているかと言うと会員制の会費で儲けている。
顧客分析が進んでいて顧客を3~5段階に分け、一元客の単価は高く、常連客の単価は安い個別識別販売をする「セイフウェイ」と言うスーパーがある。
そのスーパーではレジを通すと顧客を認識し、同じ商品でも顧客によって単価が変わると言う。

シリコンバレーを過ぎた辺りの農地ではブルーベリー、ワイルドベリー、ラズベリーの生産が伸びてる。

サリナスはアメリカのレタスの7割、イチゴの3割を生産。


レタスの日本への輸出はあまりないよう。
中国へのイチゴ輸出は増えてる。
レタスの品質はアメリカのほうが日本よりずっと良い。葉の数や密度が日本のレタスの倍はある。
しかし虫の検査がとても厳しいので日本への輸出はない。
サリナス平野は全体で70000haの冠水施設付き農地である。良い土と穏やかな気候条件。
レタスやイチゴの収穫は4月~11月までびっしりその間とても忙しい。
その後産地は12月~3月にアリゾナ州やメキシコに移動。
サリナス人口約15万人がほとんど農業関連で働く。
レタス、イチゴの他にはブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、セロリなどを生産。
サリナスは農地の80万円/反。
今回訪問した「ザ・ファーム」の農場の収穫チームは20人。メキシコ系の季節労働者。



8ヶ月間、1箱24個入りを2000箱/日。労働時間は8~9時間/。賃金は一日100ドル。作業内容で単価違う。
農場の面積は70haと小さいほう。CSAと言う消費者参加型でオーガニック中心のニッチな販売を行っている。
プロデューススタンドと言うショップや学校など非農家への教育ファーム活動を行っている。ショップ販売の30%が自家生産。その他は他の地域から仕入れ。
70%がオーガニック。有機で美味しいプラムはない。

歴史は変わる。この辺は昔はビート工場だった。
ザ・ファームはCCOFと言う有機認証を受けている。


経営方針はキリスト教的思想に裏打ちされている。


有機の肥料は緑肥、鶏糞、魚、大豆、海藻、食品残渣。
ノードックス、クレバー、ダイペルなど多くの会社が新しい有機肥料や有機農薬を開発して来ている。
業者から買った有機の液肥を井戸水散水に入れ散布。


五つ星てんとう虫は害虫。しかし五つ星てんとう虫を食べる七つ星てんとう虫は益虫。
有機農業では七つ星てんとう虫のような益虫を保つことが大事。益虫を生息させるために益虫の好きな雑草を意図的に植える。
カリフォルニアには農協が少ない。
サンキストはもともと農協でうまく行ったほう。アーモンド、干しぶどうで組合的な組織はあるが職員は能力給。農協職員はエリートで販売をバンバンやらないと交代させられる。

食事後日本人園芸農家を視察。
森さんとおっしゃる一代で売り上げ1億の会社を作った起業家を訪問。




戦後、鹿児島からサリナスに移住し花の一大産地を形成した日本人はコロンビアの花生産者に競争で敗れ今はほとんどいなくなってしまった。

ニューヨークまで3日間かけて野菜を運ぶ長距離トラックは運転席の後ろに寝室が付いていて2人が交代でややノンストップで走るそう。

今日の視察では変化に対応して来た農家の姿をかいまみました。
また、変化についていけずにいなくなった農家の話も聞いた。

今日の学び。
アメリカでは時代の変化が企業経営を激しく直撃し、その競争や生き残りにみんな必死になって食らいついている感じである。
だから敗者に対して尊敬の念があり、それ以上に成功に対する衝動が強い。

カリフォルニアの優れた農業者たち

日の丸産業社カリフォルニア農業視察2日目。

午前中、サンフランシスコ郊外のプリミアムライスグループという米生産組合を訪れ、午後はカリフォルニア大学デイビス校にてカリフォルニアの農業概要のレクチャーを受けました。


その中からわかったことはカリフォルニアの農家は優秀でプライドとそこそこの収入があるということでした。

米で生計を立てるためは200haがないと厳しい。平均600haある。この辺で一番面積をもっているのはドールの15000ha。
二番目は谷村さんと言う日本人農家で10000ha。
アメリカでジャポニカ米を作っているのはカリフォルニア州のみ。
アメリカで作っている米の品番はS(短粒種)、M(中粒種)、L(長粒種)、その後に3桁番号が付いていて最初の数字が1だと極早稲、2だと早稲、3だと中手、4だと奥手。
最近、流行っているのがM209という品種。
カリフォルニア米と言うとカリフォルニアローズや国宝ローズがあるがいずれも日本人が広めた。
今回視察した圃場ではコシヒカリとMの米を生産してました。

米の値段は150ドル/t~200ドル/t。
1tで日本米の1俵の値段。
日本への関税は771%。日本人で米に砂糖を入れて加工用として無税で日本へ輸出しその後砂糖を取り除く裏技を使っている農家も。
反収は700~1000kg。
肥料は窒素が主でカリやリン酸は細かく土壌分析した後、投入。農薬はあまり使っていない様子。
田んぼ一枚の大きさは400m×800m=32ha、高低差8cm。直播で、ドリルか飛行機で種まき。



アメリカ農産物はオオムギ、酪農製品、米など9品目に補助金。
米は20000円/ha。
米の生産面積200haにしても従業員は3人。本人、お父さん、雇い人。収穫は外注。
バスの窓から加工用トマト、アルファルファ、ヒマワリ、マメ、クルミ、アーモンドの畑を観察。


圃場は3~4箇所ある場合も。日本で言えば長野、熊本、千葉などの様に散らばっている場合も。
カリフォルニアでは水が問題。
水の問題は二つあり圃場保水の問題と水の配給量の問題。
4a、150cmで 5.5と言う水の配給が決められ、それによって米の作付け面積が決まる。
カリフォルニア南部と北部とで水の取り合いが激しい。水を使う米農家に対する風当りが厳しい場合もある。

中国人移民増などによりアメリカ国内の米消費が増え、輸出に回せる量は20万tくらいじゃないか?。日本には酒米など加工米として入れば主食米への影響は少ない。
そもそもアメリカではTPPについて報道はなく、知っている人はほとんどいない。仮に知っていてもそれは政府の問題とか業界トップの問題と思われている。
TPPは米よりはどちらかと言うと特許、医療、保険の方が問題。
アメリカでは医療保険高く、800ドル/月。
医療費が4泊で400万円になることもある。アメリカではともかく医療費がバカ高く、医療保険も簡単に入れない。

農業に話を戻すと最低賃金法1000円/時間。時間外50時間/月。越すと1.5倍割増し賃金必要。
4月~9月乾季。その間、雨は3日程度。最高気温が40℃を超える日も何度かあるが湿度が20%と乾燥している。
機械は大型でGPS機能付き。

ドリル撒きのアタッチメント。

バイオエタノール需要でトウキビは高い。

大豆、トウキビの8割は遺伝子組み替え。
残りの2割は日本向けだからアメリカ人が食べている大豆、トウキビはほとんどが遺伝子組み替え。
全農は商社で大豆買い付け。

大規模なだけに緻密でなければならない。
土壌整備、検査、人件費に細かい計算。
クイックブックと言う農業簿記を奥さんが使える農家が儲かる。

カリフォルニア大学デイビス校にて。






とにかくカリフォルニアの農家は優れている。
花嫁に困ることもなく空きが無いから新規就農もない。

以上、日本と比べると格段に逞しく経営者能力に溢れた農家像が見えて来ます。但し必ずしも悠々自適ではなくいつもリスクと隣り合わせの現実がそうさせている面が多いようです。

明日はサリナスに移動し野菜農家やスーパーマーケットを視察予定です。

ホテルでちゃんとネットがつながるかな?

サンフランシスコに来ました。

今日からしばらくカリフォルニアにいます。

農業研修です。
若干の時差ぼけの中サンフランシスコを観光しました。
フイッシャーマンズワーフで昼食後、ゴールデンゲートブリッジにかかる霧を見て路面電車に乗りました。

サンフランシスコは都会です。
シリコンバレーの金持ちが高い家賃を払って都会暮らしをたのしんでいるんだそうてす。
どうして若くてそんなに金を設けることができるのかわかりませんが、何かのヒントにはなりそうです。

老いた時の田園住宅

先程の「縦のコミュニティ」論の続き。

当別田園住宅の住人の方の行く末を考えます。
老いて畑もできない、除雪も限界、敷地の草取りも体力的に無理、通院も頻繁、といつか田園生活を卒業する時が来ます。
その時に仕掛け人の企業として何を提案しますか?と住人の方から問われたとします。
田園生活からいきなり都会のコンクリートの狭い老人ホーム暮らしはちょっとギャップがありすぎるかなと思います。
老人ホームなんだけど田園生活で味わっていたような空気が漂うものはないか?それはどんな施設なのか?もちろん企業としての採算性が大事なのでもしそんな物件を建てたとして需要はあるか?

今後よーく考えたいテーマです。

縦のコミュニティ

昨日は九州大学の助教がお見えになり当別田園住宅を視察したいと。
2時間ばかり現地をご案内し住人何人かとお話したり写真をとったり、その後、焼き鳥コッコ屋にてご飯を一緒しました。
案内中、とある住人から今度、老後の人生設計について相談に乗って欲しいと要望がありました。
今は満足して暮らしているのだが、この家に住めなくなったらどうするか?誰がここに住み、自分達はどこに住むのか?
その時、少しばかりお話したのは「縦のコミュニティ」。
つまり将来この家に住むかもしれない人と今から顔見知りになっておく仕組みです。

田園住宅には横のコミュニティはあると思います。
同じ時代に同じ場所に暮らす人達が予め顔見知りである事により入ってきた時にゆるいコミュニティが出来上がっています。
田園住宅ではそういう住人間の横のコミュニティはあります。

ではとある田園住宅の家が何百年も立っていてどう住みつながれて行くのか?分譲住宅など普通考えると次に誰が済むと言う事はあまり重要視されませんが、この田園住宅と言うのは建主の強い思いが込められているのと同時に誰にでも受け入れられる環境ではありません。
家主が納得して次の住人に家を渡すためには、あるいは渡される人が納得して家を引き継ぐにはお互い何年かのスパンで顔見知りになってたら良いのじゃないか?それが一件だけでなく何件かあったらどうなのか?それをキッカケに将来の住人どうしがつながったらどうか?
今まで住んでいた人が安心して家を手放す、「住む」と言うバトンを次のランナーに期待と頼むよ!という願いを込めて渡す、そんな事ができたら渡す側は安らかに成仏できると思います。

当別田園住宅というプロジェクトを仕掛けた企業としての責任なのか、未だ進行中のこのプロジェクトの完成度を高めるためなのか、私達がやるべき課題がまた一つ出てきたと思います。


プロフィール

Shacho

  • Author:Shacho
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    氏名:辻野 浩
    辻野建設工業(株)他関連会社4社 代表取締役
    生年月日:昭和36年10月29日
    連絡先:0133-23-2408(会社代表)
    住所(会社):北海道石狩郡当別町末広380番地
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