社長のブログ

北海道当別町にある辻野グループの社長ブログです。

 
1
2
3
4
6
8
9
10
11
14
16
18
19
20
21
22
23
24
30
05


大阪のおばちゃん

5月29日(土)に大阪から当別におばちゃんがやってきました。
本当はおばあさんと言っても良いくらいのお年なんですが、とても元気なのでおばちゃんと言った方がふさわしい方です。
このおばちゃん、3年ほど前にJTBがおこなったツアーで当別にお越しになりその時に当別田園住宅の住人の方々と行った交流会が忘れられなくてもう一度当別に来たいと言うことで再会となりました。
金沢のノルトエッセンというパン屋さんに田園住宅の住人の方、数人に集まって頂きランチをしました。
住人の方には当時、いなかった子供さんも生まれて時間の流れを感じました。
IMG_0706.jpg

IMG_0707.jpg

ノルトエッセンを後にして東裏小学校のカフェに行きました。
「cafe工房そよ風とつむじ風」です。
ノルトエッセンもそうですがとてもくつろげるお店です。
IMG_0709.jpg

最近、当別にはいろいろと良いお店が出来てお客様のおもてなしが便利になってきました。



スポンサーサイト

第29回まちなか暮らし研究会~エコ編~を行いました。

今日は第29回まちなか暮らし研究会~エコ編~を行いました。
今日はもし札幌近郊に森林を所有するとしたらどういう暮らしが実現するか?というテーマで現地視察をしました。

テーマ:「森と共に暮らす」

最初に栗沢にある千歳林業さん所有の山を見に行きました。
千歳林業さんは重機をたくさん持ち低コスト林業に取り組んでいる企業です。また、最近は山林をずいぶん多く購入し、その整備に邁進している企業でもあります。所有している山林に「緑の循環」認証会議(SGEC)という認証を受け、循環型林業にも積極的に取り組んでいます。
森林を造成・維持するための植林、保育、伐採などをする行為を森林施業(せぎょう)というそうですが、森林施業を機械でやると人間の100倍近いスピードででき、かつ安全性が格段に高まります。
IMG_0685.jpg

IMG_0687.jpg

北海道にはせっかく植林してもその後未整備の森林がずいぶん多くあるようです。
こちらのカラ松は40年生ですが5年ほど前に約50%の間伐をしたそうです。今後、2年後くらいに更に間伐をする予定です。
未整備の森林では最初にツルを切ります。ツルが絡まっていると木の生長が阻害されます。
植林は針葉樹に限ったことではなく、針葉樹を完全に伐採した後に広葉樹を植えることもあるそうです。
IMG_0688.jpg

千歳林業さんには「ガラパゴス」という機械があるそうです。この機械は大型自走式破砕機で半端な大きさの丸太を現場でチップにする機械です。
ですから下の写真のような切り株をチップにするそうです。
IMG_0690.jpg

木の生長にはほどほどの量の葉っぱが必要で、理想は木の背丈の半分くらいまで葉っぱがあると良いそうです。間伐しすぎると風や雪の被害で倒れることがあり、間伐する際にはその見極めが必要です。
IMG_0691.jpg

栗沢を後にして今度は当別の林道工事の現場に行きました。
林業の世界に分収林という言葉があります。造林者と土地所有者が異なり、両者が造林による収益を分け合う契約をした山林のことだそうです。辞典によると成育途上の森林に育林費用の提供を受け、後に収入を分け合う「分収育林」と、植林を含む契約で行う「分収造林」の方式があるそうですが、この現場で作っている林道を使って運び出される木材の利益は6対4で造林者と所有者で分けるそうです。
IMG_0696.jpg

林道を付ける際に土地所有者の希望がある程度とおるらしく、例えば桜の木は残して伐採して欲しいとかコクワやヤマブドウのツルを残して間伐して欲しいといえばそうしてくれるらしいです。
IMG_0695.jpg

最後に行ったのは以前ブログにも書いた私の弟が持っている山のふもとです。
こちらは弟の他に山林所有者の何人かがまとまって施業をしようとしています。
うまくいくと間伐した木材を薪として利用したり、カラ松のムク材や集成材として住宅用に使ったりすることができると思っています。ちょっとした広場スペースを作って山小屋を建てて畑なんかもやれるとうれしいし、さらに放牧なんかが出来たら最高にうれしいと思っています。
IMG_0697.jpg



次回、第30回まちなか暮らし研究会~エコ編~は近い将来、世の中は電気をうまくコントロールしつつ自然エネルギーを併用する社会になるのではないかとの予測に基づき、まずは身近な電気について考えてみます。

テーマ:「身近な電気について考えよう」
場 所:北海道札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ2階環境研修室(011-728-1222)
日 時:2010年6月23日(水)18:00~20:00
講 師:北海道電力株式会社札幌支店企画総務グループ 総括主任 梶田英樹様
参加費:500円
連絡先:石狩郡当別町末広380番地 辻野建設工業株式会社 営業部 中野
    (tel) 0133-23-2408 (メール)n-tomo@tsujino-gr.co.jp
    (fax) 0133-23-3591

当別ひろがりファームで代かいて田植えする。

辻野グループの農業生産法人「当別ひろがりファーム」はこのところ田植えに忙しい日々が続いています。

まず5月18日の代かきの様子。トラクターが泳いでいるようです。
IMG_0201.jpg

IMG_0202_1.jpg

そして5月24日の田植えの様子。
今年の田植えは友哉君が活躍したとお父さんの河地さんが喜んでいました。
IMG_0203.jpg

IMG_0204.jpg

IMG_0205.jpg

IMG_0206.jpg

現在、当別ひろがりファームでは従業員を募集しています。
もし、ご本人もしくは知り合いに農業関係に従事したい方がおられましたら(株)辻野商店の山下専務もしくは湯浅君までご連絡下さい。電話番号は0133-23-2035です。

ブロック煙突の施工事例

最近、とある方からブロック煙突の施工方法を尋ねられました。
その方とうまくメールがつながらなかったのでこのコーナーでブロック煙突の施工方法を紹介させて頂きます。

当社では薪ストーブを付けるお客様が多い中で煙突工事の金額が高いという問題があります。
この場合の煙突とは断熱2重煙突のことで内外板金の中に断熱材を入れたものです。
当社の場合、ブロック煙突ですと断熱煙突より若干お安くできると言うことで最近はこちらを多く施工しております。

ブロックの中に入れる素焼きの土管。
PICT0883.jpg
PICT0884.jpg

ブロックの中に入れる鉄筋。
PICT0885.jpg

素焼きの土管とブロックの間にモルタルを詰めながら煙突を積んでいく様子。
PICT0891.jpg
PICT0895.jpg
PICT0896.jpg
PICT0899.jpg

外から見るとこんな感じで施工します。
写真にはありませんが灰出し口は床の近くに付けます。
ブロックはそのまま仕上げ材にもなりますので室内に煙突があっても違和感はありません。
PICT0888.jpg

ということでこの方法が北海道ならではのやり方かどうかわかりませんが、確かに北海道は寒冷地なのでこの辺のノウハウは温暖な地方にはないのかも知れません。


こんもりホール

辻野建設工業で所有している施設に「こんもりホール」があります。主に展示会やコンサートや会議に使う施設です。
今度、6月初めに恒例の「福うさぎ」という展示会があるのですが、こんもりホールは最近、あまり利用されていません。
以前はギターコンサートや試食会などがあったのですが、景気のせいかもしれませんが、最近はあまり活発な利用はありませんでした。
IMG_0682.jpg
そんな矢先、当別に縁のあるパーカッションミュージシャンが今日、こちらを訪れ、今まで倉庫として使っていた下屋スペースに住めないだろうかという話に急転直下なりました。
この方は木村優斗さんという方でニューヨークやアフリカのセネガルに住んでいたことがあり、いたくこの場所を気に入って下さいました。
まだ正式な契約と言うことではありませんが、そうなればおもしろいことになりそうだと思います。

家庭菜園を始める

今年はなぜかうちの奥さんが家庭菜園に乗り気になりました。

私も家庭菜園をやってみたい気はありましたが一人ではいやでしたのでこれを機に一気に話が進みました。
今まで他人に貸し農園の利用を進めたり、所属する会で野菜作りを活動内容に含めたりしてはいましたが、やはり自分でやると違うものです。
IMG_0671.jpg

ということで先日、ジョイフルに行って苗を購入しました。
IMG_0672.jpg

畑は自宅横にある30坪程度の土地で、野菜の種類はトマトやジャガイモ、キュウリやナスです。
IMG_0673.jpg

数日前に会長(うちの父親です)からテーラーを借りてきて土を起こしました。初めて使ったのですが、文明の利器と言いましょうか、すばらしい機械でした。勝手に土を掘ってくれるのですから。
後から農家さんに聞くともう少し土を盛ってからにすればよかったのですが、起こした土に溝を掘り、ジャガイモを植えました。
IMG_0674.jpg

自分で知らないでやるより知っている人とやると作業のスピードが違います。会長に教えてもらいながらどんどん苗を植えてきます。
高校生の長男もバイト代をやるからと言って無理やり作業を手伝わせました。これに関しては賛否両論があると思います。小学校3年生の下の子はもちろん、バイト代なしに喜んでやっています。
IMG_0675.jpg

トマトの支柱を立てて完成。
その後は水やりしました。掘った土からはミミズがたくさん出てきて見た目以上に良い土のようです。果たして収穫の程はどうか?「育てる家の物語」http://sodateruie.exblog.jp/でも野菜作りがメインですから我が家の野菜作りが成功するかどうかが問題です。
IMG_0676.jpg

当別田園住宅の候補地に隣接する農地

現在、お話を進めている当別田園住宅の候補地に隣接して大きな農地があります。
昨日、おとついと子供と一緒にその農地を探検してみました。
IMG_0665.jpg

農地の真ん中を流れる小さな川。
おとついの昼、子供と行った時には水の中をうごめくひょろ長いものが…ドジョウでした。
昔、近所の用水路が干上がった時にいっぱいいたのは記憶していますが、ドジョウを見るのはそれ以来かな。
子供が手でいったんはつかみましたが、にゅるっと逃げてしまいました。
次の日リベンジを期して行ってみますともう既にそこにはドジョウの姿はありませんでした。
IMG_0653.jpg
IMG_0655.jpg

ちょっと物足りないけど替わりにカワニナを大量に発見。
確かカワニナはホタルのエサとなるはず。家に帰って子供と調べると当別にいるとすればヘイケボタルのようです。
小エビも発見しました。
IMG_0656.jpg

農地を囲む小高いところには行者ニンニクが群生しています。
IMG_0661.jpg

ということで、遊ぶにはなかなかおもしろいところでした。



「育てる家」の関係でモックアップ(*)を作る。

モックアップ(*)(mock-up)とは・・・・

原寸模型、実物大の模型の意。
代表的なものは、携帯電話の販売店に置いてあるサンプル。



「育てる家の物語」の関係で仮想施工会社である辻野建設工業がお客様と設計者が家づくり構想に描いた屋上菜園を実証する意味でモックアップを作ることにしました。

「育てる家の物語」の仮想設計上では1階がガレージで2階居間前の野外菜園がガレージの上部にあります。
野菜作りに詳しい方に聞いて畑の土の深さは40㎝必要と言うことがわかったのでガレージ上の屋根をそういうように作ります。

作った場所は「つじの裏」前です。
まずは大工工事から始まります。2人で3日間かかりました。
モックアップ着工 (1)

モックアップ着工

IMG_0573.jpg

大工工事の次は防水工事。
IMG_0576.jpg


実証実験ですから2種類の防水を施工しました。
まずこちらの写真はアスファルト防水。シート上のものを重ね貼りする防水工法です。
IMG_0578.jpg

次にこちらはFRP防水工事。
実際の施工ではこちらの工法を選択しようとしています。樹脂を下地に塗り重ねて塗膜を作る工法で、木造の動きに対して追随しやすいと思います。
IMG_0579.jpg

そして今日は塗装工事。ここでは「つじの蔵」の外壁と同じ色を塗ります。
IMG_0580.jpg

来週は屋上の砂利敷きと土入れ工事をしようと思っています。
その後、その畑にジャガイモやトマト等を植えようと思っています。仮想設計上では下はガレージですが、ここでは「つじの蔵」のお客様用休憩スペースとイベント的な販売スペースにする予定です。
さて、本当に作物が順調に生育するか?それなりの収穫があるか?が秋になってわかります。

柿の花が咲く…と思ったら間違いでした。

我が家の庭の話です。
例年になく寒い年だからかどうかはわかりませんが、なぜか我が家の庭に今まで見たことのない花が咲きました。

以前この場所に住んでいたおじいさんが隣の土地に住んでいるのですが、聞きますとこの木は柿の木だと言うことです。おじいさんは食べ残した柿の種をペッと庭に捨てたら(ほんとかどうかわかりませんが)勝手に生えてきたようなことを言っています。

IMG_0570.jpg

北海道で柿の木が育つとは思えませんが、おじいさんがそういうのだからきっとそうなんでしょう。
確かにネットで調べたら花の形がやっぱり柿なんです。私たちはここに住んで10年経ちますが柿の花が咲くのは初めてです。いずれ実がなるのかな?

IMG_0571.jpg

5月13日に上記のようなブログを書きましたが、今日、5月17日にとある方からご指摘があり、柿の花が大間違いだったことが判明致しました。つまり、これは(コブシには悪いのですが)単なるコブシだったのです。
私のブログを見た方がこれはどうもおかしいと言うことで我が家の庭に来て隣のおじいさんと話したところ、柿の木はコブシの隣の木で、花が咲いたのはコブシの木ということで決着を見たのでした。
全て我が家の早合点と言うことで、間違った情報をブログに書いてしまいました。
どうもすみませんでした。


岩内のコンドミニアム

蘭越の住宅の地鎮祭後、今度は岩内を訪れ当社で施工しているコンドミニアムの現場を訪れました。
こちらはこちらで蘭越とは違ったロケーションで山の上から海を見渡すすばらしい場所です。
IMG_0569.jpg

この辺は温泉が出るので保養地のようになっています。
IMG_0568.jpg

早く完成して、建物の窓から海を見渡してみたいものだと思っています。

「蘭越の家」地鎮祭

辻野建設工業としてはおそらく初めてでしょうか?蘭越町で住宅建設を行います。
場所は吉国という地区で、ニセコ連峰を望み、羊蹄山の頭が見える場所です。
青空にまばゆいばかりの白銀を頂いた山々を見渡し、とてもすがすがしい気持ちになりました。
IMG_0567.jpg

山が好きなので目の前の山の名前を聞きましたら雷電山と目国内岳だそうです。このようなすばらしい立地条件に家を建てることができると言うことは当社としてはとてもうれしいことです。完成が楽しみです。
IMG_0565.jpg

建て主さんご夫婦と奥さんのご両親、妹とさんご夫婦が列席しての地鎮祭でした。
当別からよく来てくれましたねと言われましたが、確かに近くはありません。ただ、赤井川から倶知安に抜ける新しい国道393号線を使うと意外と楽に移動できました。
IMG_0563.jpg

地鎮祭の後段くらいから妹さんのご主人が何か段取りしているなと思ったら地鎮祭の後、思いがけず私と現場担当の安栄君、営業の中野さん、設計の寺西さんとでジンギスカンをごちそうになりました。
決して過疎地とは言えなくもない場所ですが、こちらに家を建てることがこの地にとってある意味の希望になってくれるとうれしい限りです。

木工房「湯の里デスク」

先日、蘭越の現場の地鎮祭がありました。

その模様は次のブログでアップしますが、たまたま朝早く出たこともあり時間が余ったのでそういえば!と思い当たり家具工房「湯の里デスク」さんを訪れました。

行ってみたかった理由は私が関わっている旧東裏小学校の廃校にアトリエとカフェを構えている家具工房「旅する木」の須田さんが目指すモデルが「湯の里デスク」さんと須田さんに伺ったからです。

どんなところだろうか?ということで行ってみましたが、なかなか良いところでした。
場所は磯谷郡蘭越町字湯里131(電話0136-58-2330)。

山間の小さな廃校を利用して2002年に東京から移住してきた2人と札幌の家具作家1人の計3人が運営している家具工房です。
廃校脇に小さな教員住宅3棟があって皆さんそこに住んでいるようです。
IMG_0559.jpg


突然の訪問にもかかわらず、しかも時間のない中コーヒーまで頂き、暖かいおもてなしをして頂きました。
IMG_0560.jpg

お話ししているうちに「育てる家の物語」の堀尾さんとの接点も思いだし、いろいろとご縁がありますねと言うことになりました。
IMG_0561.jpg

蘭越もなかなか良い場所というお話で、移住者やアーティストも多いと伺いました。
今度は温泉巡りをしつつもう少しじっくりお話を伺えると良いなと思いました。

「育てる家の物語」で薪ストーブユーザーにお話を伺う。

今、進めている仮想家づくり「育てる家の物語」の関係で先日、当社で家をお建て頂いた方に仮想建て主と設計の堀尾さんが薪ストーブのことを聞きにご自宅を訪ねるという場面の取材に言って参りました。

この場面は校正の後、1月後くらいに「育てる家の物語」にアップされると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

育てる家の物語…薪ストーブを使い込んでいる札幌の知り合いに聞いてみる。

堀尾と八木はこれまでイタリアレストランのオーナーからキッチンについて、野菜作り歴10年のご夫婦からは屋上菜園についてご意見を聞いてきた。
そして今回は薪ストーブ歴3年のご夫婦から薪ストーブのある生活がどんな生活かを聞いてみることにした。
そこで二人は辻野建設工業が2007年にリフォームをして、薪ストーブをつけた工藤さんをご紹介頂いた。
とある5月の日曜日、堀尾と八木はその工藤さん宅を訪ねたのであった。

堀尾:工藤さんのお宅では薪ストーブがメイン暖房になっていると伺いましたが、一体一シーズンどのくらい薪を使うものですか?

工藤さん:4月まで焚いて6m3~7m3くらいです。

堀尾:薪ストーブの他にはどの暖房をお使いですか?

工藤さん:ガスのセントラル暖房です。

堀尾:薪は木の種類で燃え方が違うんですよね?

工藤さん:ええ、シラカバはパーッと燃えちゃいますが、ナラは火持ちしますね。

工藤さんの家 (4)

堀尾:薪はどこで手に入れますかか?

工藤さん:芦別の材木屋さんです。こちらはインターネットで調べました。ちなみに辻野建設工業さんもインターネットで知りました。
芦別の材木屋さんは輪切りした状態で持ってきてくれます。6m3どんと配達してくれるんです。春先4月に原木を持ってきてもらいます。

堀尾:それを冬までの間に割ると言うことですね。

工藤さん:割るのは7月までに終わらせます。割った後、乾燥させる期間が必要なんです。乾燥させないとよく燃えないし、暖かくならないんです。

堀尾:じゃ、良い木は早く手配しないといけないんじゃないですか?

工藤さん:そうです。ナラなんかは早く手配しないと品切れしてしまいます。

堀尾:最近、私も山のことを勉強してわかってきたんですが、木も植えて15年くらいですとまだ雑木なんですね。これらの雑木は今までチップとして使われて来たみたいですが最近はペレットの原料などにも利用されています。こうやって雑木の新たな使い道を開拓しないと森林維持が順調に進まないんですね。
薪の仕入れは芦別からだけですか?

工藤さん:先日、辻野建設さんが開いた勉強会で札幌の森林組合さんと知り合いになりました。まだ来ていませんが今年はこちらに1m3たのみました。ただし、90㎝の原木なので自分で半分に切らなければなりません。森林組合さんからは切りに来ても良いよと言われたんですが、真栄の山奥なんで自分の家で切ることにしました。

堀尾:(窓の外の薪置き場を指しながら)あの丸太の何本くらいが一日使う量ですか?

工藤さん:1本以上は使うと思います。それはストーブの大きさにも寄りると思います。

堀尾:こちらのストーブはどちらのメーカーですか?

工藤さん:ダッチウェストで、大きさはスモールです。

堀尾:2階の暖房は何をお使いですか?

工藤さん奥さん:2階はガスです。2階は昼間はいませんので。遠赤外線のせいでしょうか、薪ストーブはほんと体の芯から温まる感じです。実は私は最初、火を楽しみたかったので暖炉が欲しかったんです。
途中で暖炉は難しいと言うことがわかったのでネットで調べているうちに薪ストーブも良いと思い始めました。薪ストーブにしてみてこれほど暖かいものだとは思いませんでした。

堀尾:薪置き場は後で付けたんですか?

工藤さん:一応今の場所は想定していましたが、最初は4m3くらいを窓下においていました。去年は辻野さんに頼んで更に裏に薪置き場を追加してもらいました。

堀尾:薪を割るのはいつですか?

工藤さん:土日です。近所に音の迷惑をかけないように昼間に割るようにしています。

八木:薪を割るときはどんな音がしますか?

工藤さん:どんどんというかずんずんという様な音です。薪の他にそこにおいてあるペーパーログも使っています。新聞紙を固めた薪で、これはこれで役立っています。ペーパーログはパッと燃えるものではなくて薪が完全燃焼してから入れます。
薪ストーブの種類は最初はヨーロッパ製が良いと思っていたんですがリンクアップさんに言われストーブの上に鍋を載せ料理にも使えると言うことでダッチウェストにしました。

堀尾さん:薪ストーブでどんな料理を作るんですか?

工藤さん奥さん:おでんとか、ラムのトマト煮みたいな料理です。家を空けがちな家では難しいかも知れませんが、熱を無駄なく使うという意味では良いと思ってます。
後はヤカンでお湯を沸かしています。ちょっとしたお湯は薪ストーブの上のヤカンのお湯を使います。

堀尾:そういえば昔はそうでしたね。私が育った家は居間は石油ストーブでお風呂は石炭でした。

工藤さん奥さん:ああ、やはし年代が少し違いますね。私たちの時代は全部石炭でした。石炭ストーブに湯沸かしタンクが着いていてヒシャクでお湯を汲んでいました。

八木:工藤さんはアメリカに住んでいたことがあるそうですが、向こうでは暖炉は主暖房だったんですか?

工藤さん:ダラスに住んでいたんですが、4階建てのアパートに暖炉が着いていました。今思えば友達のアパートにも付いていましたから家に暖炉が付いているのは普通だったと思います。ただ、それはある意味飾りというか火を楽しむものでした。メインの暖房はセントラルでした。ダラスはアメリカの南とはいえ冬は結構寒かったんです。

八木:ところで薪ストーブから灰はどのくらいでますか?

工藤さん:20リットルのペール缶4つほどでしょうか。この灰がまた人気なんです。灰をふるいにかけて上に残る大きいくずは市のゴミに出しますが、細かい灰は実家や近所の家庭菜園に配るととても喜んでもらえます。

八木:薪ストーブで作る料理ですが、最初から薪ストーブで作るわけではないですよね?

工藤さん奥さん:そうです。最初はコンロで強火で作ります。それをコトコトと薪ストーブの上で煮込むんです。ただおいておくだけで良い味が出るんです。

堀尾:薪置き場についてですが、冬の間は頻繁に外から中へ運ぶということでしょうか?

工藤さんの家 (5)


工藤さん:そうではありません。外から一度、物置にストックします。これが約1週間分です。濡れていると燃えませんから乾いた順に使います。

八木:薪割りにかかる時間はどのくらいですか?

工藤さん:3時間程度です。一発で割れるとまたこれが爽快なんです。

八木:ストレス解消って感じですね。

工藤さん奥さん:娘も薪割りが楽しいって言っているんです。

工藤さん:半日菜園、半日薪割りみたいな配分だと良いかも知れません。

堀尾:菜園で出来たトマトを薪ストーブで料理し、薪ストーブで出てきた灰を菜園の肥料に使うなんていかにも循環的ですね。

工藤さん奥さん:お隣と共同で循環も出来ますね。

堀尾:父の実家が島根なんですね。私が10才くらいの頃、島根に行ったんです。そこには水田や畑もありますが、家にくっついて家畜小屋があるんです。どの家も牛を10頭くらい飼っていてまさに昔の日本です。その地方では新しい家は70年持たせると言う習わしがあります。なぜ70年かと言いますと裏山の木を切って家を建てるので、切った山に木を植え、その木が次に家づくりに使えるまで育つのに70年かかるから家を70年持たせなければというわけです。とてもエコで循環的な話です。
昔はゴミ収集車もなかったわけですから、ゴミなんかも肥料にしてたんでしょうね。

工藤さん奥さん:そういえば昔住んでいたアパートに共同の畑があって、その真ん中にゴミ置き場があったんです。当時はそのゴミ置き場まで生ゴミを運ぶのが私の役割だったんですが、きっと、その生ゴミは共同畑の肥料に使っていたんでしょうね。

堀尾:昔は今みたいに化学的なゴミもなかったんでしょうから。

工藤さ奥さん:魚を包むビニールも木の薄皮でしたし、レジ袋もなくて買い物かごを使っていました。家の前は石炭ストーブのアクをまいてどろどろだったような記憶もあります。

八木:つい数十年前まで当たり前だった習慣も人間って忘れてしまうもんですよね。
ところであの薪置き場の端においてある木の皮は何に使うんですか?

工藤さん:あれは焚きつけ用です。新聞紙で火を付け次に木の皮を燃やし、小さい枝を燃やし、薪をくべるというのが正式な薪ストーブの燃やし方だそうです。

堀尾:一日に1回火を付けると言うことですか?

工藤さん:そうです。朝一回付けるとその日はずっと燃やします。私は朝5時半くらいに起きるんですが、妻が夜2時過ぎまで起きていると朝までオキが残っていることがあります。そうすれば着火しないでも薪をくべるだけでオーケーです。

工藤さん奥さん:リフォーム後、最初の年は天井のシーリングファンがなかったんです。ある時、何かの用事があって台の上に載ったらずいぶん天井近くが下と比べて暑かったんです。それからネットで調べて今のシーリングファンを買いました。薪ストーブにはシーリングファンは必需品ですね。
ところで八木さんの家は屋上菜園があるそうですが冬はどうするんですか?

工藤さんの家 (2)

八木:たぶん何も出来ないと思います。

工藤さん奥さん:ビニールハウスなんかはどうでしょうか?北海道の場合はどうしても冬野菜が手に入りづらいですから。でも根ものは土の深さがいるので無理かな。

堀尾:実は先日野菜作りに詳しい方に聞いたんですが、土の深さがなくても根ものを育てる方法があるんです。それは筒状のものに土を入れて土の高さを盛り上げるという方法です。大量生産しなければならない農家さんだったらこんな手間はかけないでしょうが、家庭菜園程度の量だったらこれが可能だということです。

工藤さん奥さん:越冬キャベツではないけど土の中に埋めて野菜を保存するもの良いかも知れませんね。

堀尾:保存に関しては基本的にはさっと茹でて冷凍ストッカーに入れるのがてっとり早いみたいです。ストッカーを置く場所が必要ですが。

八木:すみません。今日は日曜日にもかかわらず朝からご相談に乗って頂きまして。実はこれからつきあいゴルフに行かなければならないのでこの辺でおいとま致します。今日はありがとうございました。

堀尾:本当にありがとうございました。とても参考になりました。来て良かった。

ということで堀尾と八木はとても几帳面に整理されている薪置き場の写真を撮らせていただき、工藤さん宅を後にした。
工藤さん宅からほど近い河川地公園では桜が満開だった。そこには近所の住人がたくさん集まり春らしい賑わいがあった。札幌は都会だがこういうすがすがしい公園が意外と身近にあるんだな…と改めて札幌の魅力を再発見した八木だった。


ガレージフェアをやりました。

先日5月8日に恒例のガレージフェアをやりました。

この企画は建築業者のフリーマーケットみたいなコンセプトです。
建築業界ではたまたま廃盤になったりとか、大量に仕入れたものが売れ残ったり、返品になる建材が結構あります。そんなものを格安で販売して社会的な無駄をなくそうということです。

辻野建設工業では毎年4月1日の安全大会で取引業者の方に上記のような経緯で余った建材の提供依頼を呼びかけています。
今回は床のフロア材が結構な量、頂くことが出来ました。
またいつもの人気は木材のハネ品を手頃の大きさに切っての販売です。ちなみに大きさ不問で1コ10円。10コ単位で100円という価格設定でした。
IMG_0528.jpg


IMG_0530.jpg


また昨年から心がけているのは職人の仕事する姿を見てもらいたいと言うことで、今年は屋上菜園の大工組み立て実演会なる企画を行いました。
これは今取り組んでいる仮想家づくり「育てる家の物語」の中で建て主が希望しているガレージ上の畑を実際に作ってみようと言う企画です。

実務上、大工の作業を何時間もずっと見ていると言うことはほとんどないので、動き方や道具の使い方などを観察する良い機会となりました。これをみていてやはり段取りというか、次やる仕事を考えながらの動きというのがスピードに関係するものだと思いました。
IMG_0527.jpg

今年は雨がちでとても寒かったのであまり天気ではありませんでしたが、それでも田園住宅の住人や地元で例年この企画をチェックしている方々を中心に朝から人が訪れ、10時開始の30分後にはほとんどのものが売り切れてしまいました。
IMG_0531.jpg


明日5月8日はガレージフェアです。

営業の中野日誌にも書いてありましたが明日「つじの蔵」前でガレージフェアをやります。
時間は10:00~14:00。
木材、タイル等の半端材の超格安販売等を行います。

今年の目玉は屋上菜園の実物大模型を作ることで、この建て方作業をイベント的に行います。どうなる事やら…
この屋上菜園は今やっている「育てる家の物語」プロジェクトの一環です。

お時間のある方はぜひお越し下さい。

リプランの取材でお客様にピザをごちそうになる。

今日はお昼に住宅雑誌リプラン6月号の取材がありました。
P1010992.jpg

今度出るリプラン6月号の当社PRコーナーでは昨年完成した江別の家を掲載することになっています。
P1010976.jpg

こちらの家の特徴は外に第2キッチンがあるということです。キッチン流し台と食卓テーブルの他にはお客様手作りのピザ釜があります。
今回の取材は実際にお客様にピザを焼いて頂き、それをごちそうになりつつ家の取材をお願いするというとても虫の良い企画でした。
こんなお願いを快く受けて頂いたお客様にとても感謝しております。
P1010996.jpg

私としてもできた家をお客様がどうお使いになっているかは聞けそうでいて聞けていないことなので今日はお客様の感想をじっくり聞く良い機会となりました。
P1010978.jpg

まずこのピザ釜が優れものだと言うことに驚きました。
外気温にも寄りますが2時間ほど前から薪や炭をくべたりして余熱しないといけませんが、実際にピザを焼いている時間は1分くらいです。
P1010999.jpg

今日は私の他に設計の寺西さんと現場監督の上田君、営業の中野さんの4人でピザをごちそうになりました。
本当にありがたいことです。
このピザ釜はお客様がご自分で作られましたが、その必需品がレンガアーチを支える型枠です。
もしご自分で作られたい方がいれば辻野建設工業までお申し付け下さい。レンタル致します。
P1010987.jpg

アウトドアキッチン(と言っています)の良いところは外の畑から収穫した野菜の汚れを取ったり、ちょっとした大工仕事が出来たり、雨宿りになったり多目的であることとお客さんはおっしゃっていました。
確かにその他に気持ちよく勉強や仕事も出来そうなスペースとしても利用可能だと思いました。
P1010977.jpg

一方、家の中ではタマネギの芽出しが行われていて、移植間近です。
P1010985.jpg


廃校カフェオープン

2~3年前から私が関わっていた旧東裏小学校で新たにカフェがオープンしました。

その名も『cafe工房 そよ風とつむじ風』

家具工房「旅する木」の須田ご夫婦がやっています。
IMG_0516.jpg

場所と連絡先は札幌のすぐ隣の田舎町、田園風景ど真ん中の小学校
〒061-0213 北海道石狩郡当別町東裏2796-1 旧東裏小学校
Tel 0133-27-7001 / Fax 0133-25-5557
E-mail kagu@tabisuruki.com

です。

連休の合間を縫って訪れてみました。
家具を製作している体育館を見た後にカフェで休んで頂くというお考えだそうです。
IMG_0517.jpg

オープンは4月29日でした。
「どうですか?はやっていますか?」と聞きましたところ、まださほどでもないそうです。
初日は地元の人が大勢出来ててんてこ舞いだったそうですが、それ以外は、まだパラパラという感じだそうです。

でもそのうちにお客さんが増えそうな気がします。
伺いますと既に「HO」や「スロウ」から取材依頼が来ているそうですし、須田さん直接の企画ではありませんが6月末には最近人気の江別出身の歌手、桜庭和くんのコンサートもあるそうです。
IMG_0518.jpg

開店時間は午前11時~午後4時。
カフェは「卵・乳製品・白砂糖を使わず身体に”うれしい おいしい”お菓子などをご提供していきたい」というコンセプトだそうです。
ちなみに私は珈琲とクッキーを頂きました。
IMG_0519.jpg

以前、学校の横に立っていた大きなニレの木を倒した時に幹をもらって乾燥させ製材所で挽き割ったものをカウンターに使っています。
IMG_0520.jpg

キッチンもそうですが天板は全て木。
水に濡れても大丈夫でそうです。私も珈琲を少しテーブルにこぼしてしまいましたが、確かにさほど水垢が着くようでもなく、須田さんの奥さんに聞いてもとても使い勝手は良いというご意見でした。
実は今度、辻野建設工業で家を建てる方が須田さんのキッチンを採用する予定で、その時には更に天板が木のキッチンの実例ができそうです。
IMG_0521.jpg


プロフィール

Shacho

  • Author:Shacho
  • プロフィール
    氏名:辻野 浩
    辻野建設工業(株)他関連会社4社 代表取締役
    生年月日:昭和36年10月29日
    連絡先:0133-23-2408(会社代表)
    住所(会社):北海道石狩郡当別町末広380番地
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
 
ブログ内検索